① 人生で成功するための考え方を知ることができる
② スライトエッジという考え方を理解することができる
③ スライトエッジを取り入れることで人生をよくすることができる
こんにちはモモキンです。
「スライトエッジ 」という本を紹介します。
とても素晴らしい内容で自分の考えに大きな影響を受けました。
本を読み終わった後にまたすぐ読み返し、今後も読み返したいと強く思いました。
著者はジェフ・オルソンさんという方です。
彼はニューメキシコ州のアルバカーキという町に生まれました。
ニューメキシコ大学で学士をとり、エアポートマネージャとして採用されます。
その後テキサスインスツルメンツで働きサン・エアー・オブ・アメリカという太陽光エネルギーの会社を設立しました。
さらに自己開発訓練の会社である「ピープルズ・ネットワーク」を設立しました。
最近はNEORAというブランドの化粧品の会社を経営されているようです。
この本を読んでモモキンが考える結論は以下2点になります。
①良い行動と良くない行動の間にはわずかな差しかないがそれはとても重要なことである
②日々のちょっとしたより良い選択を積み重ねることで人生は大きく好転していく
タイトルには「簡単な自己管理で、圧倒的な成功と幸せを手にいれる」とあります。
出版は2016年で総ページ数は447ページとなっています。
この書籍は既に廃刊されているようで新品を手にいれることは難しくなっています。
中古品もAmazonやメルカリで非常に高値で取引されていてとても人気のある本です。
また本のタイトルとなっているスライトエッジとは「わずかな違い」を意味します。
人生で成功するのも失敗するのもほんの「わずかな違い」を軽視するのか重視するのかで大きく変わってくるということを本書で述べられています。
- 人生をより良くするために具体的にどうしたらよいか?
- 自分の夢を叶えるためにはどうしたらよいか?
- 取り組んでいることが長続きしなくて困っている
上記のような悩みを持っている方に是非おすすめします。
本の概要
第1部 スライトエッジの作用
第1部の「スライトエッジの作用」では主にスライトエッジの意味や考え方について様々な視点で解説されています。
はじめに著者の学生時代や社会人だった時の出来事から成功と失敗の事例を取り上げています。
なぜ成功したのかそしてなぜ失敗したのかを考えるとそれらには法則があることに気づきます。
ちょっとした良いことや良くないことを長年やり続けることにより、物事が好転したり悪化したりしている状況に著者は気づいたのです。
それこそがわずかな違いである「スライトエッジ」と著者が呼んでいるものになります。
ちょっとした良いことをするのは簡単ですが長期間行い続けることはとても難しいです。
一方で良くないと分かっていてもやめられないこともあると思います。
少しよいことの継続と少し良くないこととの決別には自身のマインドの確立が必要になります。
著者はそれを自分の哲学と表現し人生に対する考え方を変えることだと述べています。
スライトエッジを理解して自分の哲学を確立できれば人生は時間と共に好転するといえます。
その例として池を覆い尽くすホテイアオイの話や老人と2人の息子の話を通して複利の効果について解説しています。
また後半では幸福と成功の関係について解説をしています。
先ず幸福があってその先に成功があることを述べています。
成功したから幸福になるのではなく、幸福な生活を送る結果として成功が訪れるのだと述べています。
幸福な生活を送るための実践方法についても解説されています。
第2部 スライト・エッジを生きる
第2部の「スライト・エッジを生きる」ではスライトエッジを自身の人生にどのように取り入ればよいかについて解説しています。
スライトエッジを取り入れた物事の考え方やスライトエッジの実践方法そして習慣化する方法について具体的に述べられています。
後半では実際に自分で考えて記述を行う演習も用意されています。
特に印象に残ったフレーズを以下にまとめます。
- 人生は上昇曲線か下降曲線かのどちらかを描いている
- 人生を変えるような素晴らしい本を日々少なくとも10ページ読む
- 成功する人は行動の何たるかを理解している。彼らはまず行動することによって力をつけている。
勉強になったポイント
- やってもやらなくても変わらないくらいわずかな差の重要性を理解する
自分のやりたいことを実現するためには日々の積み重ねが重要です。
場合によっては結果がなかなか出ずに途中で諦めてしまうことがあると思います。
しかしそのわずかな行為を重要視することにより継続する力が生まれその先に結果が出てきます。
日々行動を振り返って継続する習慣を身につけることができるようになりました。
- 自分の哲学を作るには目的が必要
著者は自分の哲学と説明していますが物事を長期にわたって継続するためには相当の努力が必要です。
やはりそれを行うための目的や自分のありたい姿(夢)を描くことが必要だと感じました。
期限が決めたり内容が具体的であればそれが推進力になると考えています。
まとめ:わずかな違いの重要性
著者は自分の人生を例に挙げて説明をしていました。
同じようにモモキン自身の人生にあてはめてみると沢山の思い当たる節があります。
大きな目標を達成すると気が緩んでしまうのか努力をやめたり、間違った方向に向かってしまい挫折するということが人生の中で何度かありました。
自己分析が不十分だったというのも原因としてあるのかも知れません。
大事なことを情報収集が不十分なまま、よく考えずに決めてしまい後悔したこともありました。
今は自分自身の考えを定期的にまとめて将来のなりたい姿を意識して行動を継続しています。
日々のわずかな行動の重要性を意識して無理のないペースで行動ができるようになってきました。
これからもコツコツと続けていきたいと強く感じています。
① 日々の行動の中にあるわずかな差に大きな重要性を感じることができた
② 自分の人生をスライトエッジという考え方で見ることにより理解することができた
③スライトエッジの考えを日々の生活に取り入れて人生をより良くして行きたいと強く感じた
以上ありがとうございました。
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