利下げと総裁選:今後の投資先について(2025年9月)

投資
この記事のおすすめポイント

①現在の米国経済の状況について説明します
今後の米国経済がどうなるかを予測します
③今後の投資の方針について検討します

2025年9月末となりました。

すっかり涼しくなりました。

昼間は少し暑いですが朝晩は肌寒くなりました。秋から冬に向かっていきます。

それでは2025年9月の状況をまとめていきます。

モモキンが重要と考える今月のトピックス

①FOMCでの利下げについて
②株価主要3指数の動向について
③自民党総裁選がおよぼす為替の影響ついて

投資先について

投資先としては米国株ETF、米国個別株、仮想通貨を対象としています。

前回(2025年8月)の考えはこちらになります。

FOMCでの利下げについて

米連邦公開市場委員会(FOMC)は16、17日の会合で政策金利を0.25ポイント引き下げることを決定しました。

これにより政策金利は4.25〜4.0%となりました。

今回が2025年で初めての利下げとなりインフレリスクからFRBは今まで利下げに消極的でした。

失業率がここ数ヶ月上昇していて景気後退を配慮して利下げに踏み切ったと考えています。

市場は年内にあと2回の利下げを予測していますがFRBは経済データを基に判断としていて、現時点では年内の追加利下げについては不明確です。

今回の利下げでインフレが再燃することがあれば当面利下げはできないと考えています。

一方でトランプ大統領を筆頭に利下げ推進派の圧力も強く、委員をトランプ派にしたり、次期議長をハト派にすべく色々と仕掛けられている報道も見受けられます。

まだまだ政策金利動向は注目すべき内容と考えています。

株価主要3指数の動向について

9月は主要3指数は共に最高値を更新しています。

9月の米国株価主要3指数の推移は以下の通りです。

  • NYダウは45545ドルから46247ドルと1.5%の上昇
  • ナスダックは21456ドルから22484ドルと4.8%の上昇
  • S&P500は6460ポイントから6460ポイントと2.8%の上昇

9月も3指数とも月間を通して上昇となりました。

8月の消費者物価指数は以下の通りです。

  • 総合CPIは前年同月比で2.9%の上昇
  • コアCPIは前年同月比で3.1%の上昇

インフレは利下げを中止するほどではないが住居費の上昇が続いていると報じられています。

そしてインフレは継続しているということも引き続き主張されていました。

8月の雇用統計については以下の通りです。

  • 失業率は4.3%と先月より0.1ポイント上昇
  • 非農業部門雇用者数は前月比2万2000人増

失業率は毎月上昇、非農業部門雇用者数は激減していて雇用環境はここ数ヶ月で悪化しています。

過去のデータの修正も入っているのでもっと前から悪くなってきているのかもしれません。

長短金利差の正常化が2024年の10月頃だったのでそれから約一年経とうとしています。

そろそろ景気後退が始まってもおかしくないのではと考えています。

しかしAIブームによる経済拡大は続いていて成長がいつ止まるかがポイントだと考えています。

自民党総裁選が及ぼす影響ついて

現在石破政権の返上による時期総裁選が自民党で繰り広げられています。

5名の立候補者がいますが高市早苗氏と小泉進次郎氏のどちらかが次期総裁と考えています。

両氏の主要政策を以下にまとめます。

候補者高市早苗氏小泉進次郎氏
財政政策国債発行も止むなし増収の活用・ムダ排除
減税政策給付付き税額控除所得税控除引上げ・減税検討
金融政策財政・金融の方向性は
政府が決定
金融政策は日銀の専権

まとめると高市氏は積極的ハト派(積極財政)、小泉氏は消極的タカ派(緊縮財政)といえると思います。

官僚に受けがいいのは小泉氏、国民に受けがいいのは高市氏だと思います。

自民党議員としても都合がいいのは小泉氏と思いますので次期総裁は小泉氏と考えています。

ですが実際は高市氏にすごく期待しています。

まとめ:次期総裁が決まるとどうなるか?

上記にあるように高市氏は積極財政、減税推進、利下げ推進政策となっています。

これにより高市氏が次期総裁になれば円安に大きく振れると考えています。

中央政府の官僚は財務省を中心に上記政策を良しとしないので対立構造になると考えています。

またこのブログの読者の皆さんはドル建て資産が多い思うので高市氏を応援しているのではないかと思います。

誰が自民党総裁になるのか?総裁が決まったあと為替はどうなるかをよく見てもらえればと思います。

最後に、どんなときでもNISAやiDecoでの米国株インデックスファンドによる積立は粛々と継続していきましょう。

この記事を書いて感じたこと

①9月のFOMCで0.25%の政策金利の利下げを実施した
9月も月間を通してダウとナスダックとS&P500は最高値を更新した
③次期総裁は高市氏か小泉氏かと思われるが総裁が決まったあとの為替に注目したい


以上ありがとうございました。

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