1月はまずまずのスタート:今後の投資先について(2023年1月)

投資
この記事のおすすめポイント

①現在の米国経済の状況について説明します
今後の米国経済がどうなるかを予測します
③今後の投資の方針について検討します

モモキンです、2023年1月末となりました。

だいぶ遅くなってしまいましたが新年明けましておめでとうございます。

去年はダウもNASDAQもS&P500もただただ下がる一年となってしまいました。

今年は心機一転で良い変化の年となることを期待しています。

寒さは日に日に増して今がこの冬で一番寒いタイミングではないでしょうか?

2月も寒い時が来ると思いますがそれを過ぎれば少しずつ暖かくなると思います。

あと1ヶ月体調管理に気をつけて十分な睡眠と温かいお風呂に入って乗り越えていきましょう。

趣味の畑は植える野菜はないですが籾殻や堆肥を混ぜて耕運機で耕したりしています。

今週末もちょっと見てきましたが雪降りあとで土の乾きも悪いです。

2月末にジャガイモを植えたいので種芋をそろそろ物色しようかと考えています。

春が待ち遠しいです。

遅くなりましたが2023年1月の状況をまとめていきます。

モモキンが重要と考える今月のトピックス

①12月の米国消費者物価指数(CPI)について
②日銀の金融緩和継続について
③2023年の金利と米国株の動向について

投資先について

投資先としては米国株ETF、米国個別株、仮想通貨を対象としています。

前回(2022年12月)の考えはこちらになります。

12月の米国消費者物価指数(CPI)について

1月12日に発表された昨年12月の米国消費者物価指数(CPI)は前年同月比6.5%となり先月から0.6ポイント下げました。

エネルギーと食品を除いたコアCPIは前年同月比5.7%上昇と先月から0.3ポイント下げました。

CPIは昨年5月をピークとし下落していてインフレは少しづつ収まりつつあります。

しかし米連邦準備制度理事会(FRB)のブレイナード副議長は「インフレ率は依然として高水準」とコメントしインフレ対策が継続されています。

次回2月1日の米国連邦公開市場委員会(FOMC)では0.25%の利上げが予測されています。

ダウとNASDAQとS&P500の今月の推移は以下の通りです

  • NYダウは33147ドルから33978ドルと2.5%の上昇
  • ナスダックは10466ドルから11621ドルと11.0%の上昇
  • S&P500は3839ポイントから4070ポイントと6.0%の上昇

3指数とも上昇となり、先月から反転しました。

今回の米国CPIの結果と影響は

「インフレは徐々に収まりつつあり利上げペースも下がりつつある」

と考えています。

金融引き締めが弱まりつつあることを反映して株価は3指数とも上昇したと考えています。

来月頭のFOMCの利上げが0.25%になるかと今後の金利見通しを確認していきます。

一方で各企業の業績も悪くなっていて人員削減の発表が続いています。

まだ失業率には反映されていないようですが今後の動向を確認していきたいと思います。

日銀の金融緩和継続について

日銀は1月18日の金融政策決定会合で大規模な金融緩和政策の現状維持を決めました。

具体的には長期金利(10年国債金利)の変動幅を0.5%以内で据え置きしました。

長短金利を操作するYCC(イールドカーブコントロール)政策も従来通り継続します。

これにより日本の国債の長期金利は下落して円安が進みました。

現時点での10年国債利回りは0.48%、為替は1ドル129.85円です。

政策決定会合時に大きく金利低下と円安に振れましたが若干の金利上昇と円高に進んでいます。

世界的に物価が上昇して各国で利上げが続いている状況ですが日本はインフレが始まったばかりです。

インフレによる賃上げも進んでおらず消費者の購買力やマインドも上がって来ていません。

金融緩和政策を継続し賃金上昇につながるまでは金融緩和政策は続くと考えています。

前回の記事では円高になると予測しました。

しかし米国の金利上昇停止と日本の貿易赤字というプラスマイナス要因が混在しています。

エネルギー価格も再度高騰するのかなだらかに下がり続けるのかも分からず混沌とています。

今後円安になるのか円高になるのか分からなくなってしまいました。

しかし唯一いえるのは急激な円安や円高は政府や日銀から調整が入るということです。

これを上手く利用してポジションを取っていくことが大切だと考えています。

2023年の金利と米国株の予測

2022年12月のブルームバーグの記事によると以下のように金利予測がされています。

このグラフと今後のFOMCの政策決定会合のスケジュールを考慮すると以下のように考えられます。

2月と3月のFOMCで0.25ポイントの利上げ後、金利は5%付近を推移し年後半で下落に転じる

現在米国は非常にハイペースで金利が上昇していて昨年は一年を通して株価を下げました。

金利上昇が止まり維持および下落が始まると株式市場に資金が戻ってくると考えられます。

実際は分かりませんが多くの人がそのように予測していると思います。

更に今年は米国大統領選挙の前年で景気がよくなる政策が発表されるとも言われています。

一方で消費者物価指数や失業率の推移が政策金利にどのような影響を及ぼすのか?

資源価格の変動や為替の変動がそれぞれのセクターの企業にどのような影響を及ぼすのか?

上記の要因が株価全体や特定の業種に影響を及ぼすので見極めていきたいと考えています。

まとめ:インフレから次のテーマへ

1月はインフレのピークアウトが継続し株価は上昇でスタートしました。

まだ利上げペースが注目されていますが利上げが収まれば新しいテーマに注目がいくと思います。

2022年は資源価格高騰、インフレ、金利上昇、為替の話がほとんどだったと思います。

企業業績や技術革新、新興国の経済成長、大統領選挙など別テーマが加わると考えています。

新NISAの詳細も決まってくるので資産を一部売却して現金を準備したいところです。

どんなときでもNISAやiDecoによる米国株もしくは全世界株インデックスファンドによる積立は粛々と継続していきましょう。

この記事を書いて感じたこと

①物価上昇ペースが収まり利上げペースのダウンはほぼ確定しつつある
②日本の金融緩和は継続しているが不確定要素が大きく為替は不透明
③1月の利上げ予測は変更がなく3指数とも上昇でまずまずのスタートとなった


以上ありがとうございました。
今年もよろしくお願いいたします。

気に入って頂けたらシェアやフォローしてもらえると嬉しいです。

投資
スポンサーリンク
シェアする
モモキンをフォローする
モモキンブログ

コメント