2025年の見通し:今後の投資先について(2025年1月)

投資
この記事のおすすめポイント

①現在の米国経済の状況について説明します
今後の米国経済がどうなるかを予測します
③今後の投資の方針について検討します

2025年2月となりました。

1年で今が一番寒いときだと思います。

先週出張で沖縄に行ったのですが、雨の中外での長時間の仕事を行い風邪を引きました。

沖縄で昼間の気温も高く油断してしまいました。

慣れていない場所に行った時は特に気をつけるべきだと再確認しました。

それでは2025年1月の状況をまとめていきます。

モモキンが重要と考える今月のトピックス

①1月のFOMCの結果と日銀金融政策決定会合の結果について
②1月の各主要指数について
③2025年の見通しについて

投資先について

投資先としては米国株ETF、米国個別株、仮想通貨を対象としています。

前回(2024年12月)の考えはこちらになります。

1月のFOMCの結果と日銀金融政策決定会合の結果について

米連邦公開市場委員会(FOMC)は1月28日と29日に開催された会合にて、主要政策金利を据え置くことを決めました。

これにより政策金利は4.25〜4.5%のままとなり市場は予測通りの結果となりました。

FEDウォッチの予測を確認すると今年は1回以上の確率が90.3%、2回以上の確率が62.2%となっています。

また、3回以上の利下げの確率が29.3%となっています。

前回比べて2回以上の利下げが行われる確率は上昇しました。

先月よりはインフレになる確率は減ったと市場は予測しているようです。

また、日銀は1月24日の金融政策決定会合で0.25%の追加利上げを実施しました。

これにより日本の政策金利は0.5%となり2007年以来の高水準となりました。

米国も日本も物価上昇を背景に中央銀行は利上げ支持を継続していると考えています。

1月の主要株価指数の推移

1月もアノマリー的には大きく上昇する傾向がみられます。

1月の米国株価主要3指数の推移は以下の通りです。

  • NYダウは42992ドルから44545ドルと3.6%の上昇
  • ナスダックは19722ドルから19627ドルと0.5%の下落
  • S&P500は5971ポイントから6041ポイントと1.2%の上昇

ナスダック指数のみ下落し、NYダウとS&P500は上昇しました。

先月はナスダックだけが上昇していたので今月はその逆の形となりました。

先日DeepSeek(ディープシーク)による低コストAIモデル開発の報道がありました。

これによりAI専用半導体価格下落の懸念からエヌビディア等の半導体メーカの株価が下がりました。

為替についても157.9円/ドルから155.2円/ドルと2.7円の円高ドル安となりました。

FRBは金利据え置きとしましたが日銀は利上げしたため円高ドル安に振れたと考えています。

消費者物価指数は以下の通りです。

  • 総合CPIは前年同月比で2.9%の上昇
  • コアCPIは前年同月比で3.2%の上昇

コアCPIは実績が予想を下回りインフレ鈍化と報じられてますがここ数ヶ月ほぼ横ばいの状態です。

失業率については以下の通りです。

  • 失業率は4.1%と先月より0.1%減少
  • 非農業部門雇用者数は前月比25万6000人増

先月に続いて非農業部門雇用者数は大きく増加し失業率も低い状態が続いています。

トランプ大統領就任後も米国経済は安定した状態が続いています。

2025年の見通しについて

2025年になり今年の見通しについて考えていきたいと思います。

モモキンが考える今年の起きそうなできごとは以下の通りです。

考えて予測しましたが必ず当たるわけではないのでご理解ください。

  • ウクライナ戦争終結
  • エネルギー価格下落
  • ドル安円高
  • BTC調整

「ウクライナ戦争終結」

トランプ大統領は高い外交能力を持っていますし、膨大な軍事費の支出を懸念しています。

バイデン大統領は戦争を終結させるつもりはなかったですがトランプ大統領は終結させるのではないかと考えています。

「エネルギー価格下落」

就任早々にもパリ協定から脱退と石油業界へシェールオイル増産の指示を行いました。

ウクライナ戦争が終結すればエネルギー流通への規制も徐々に解除されてくると考えられます。

これらの要因によりエネルギー価格は下落へ向かうと考えています。

「ドル安円高」

アメリカの製造業に競争力がないことの一員としてドルが強く輸出に不利となっています。

アメリカはインフレの影響で金利が高く、日本は利上げがあまり進んでいないため金利が低いです。

今年一年かけて少しずつアメリカの利下げと日本の利上げが進むと考えられます。

その結果為替はドル安円高に向かっていくと考えています。

「BTC調整」

ビットコインは去年半減期がありました。

StoFモデルに従うと考えると今年中に1BTCは40万ドルまで上昇すると考えられます。

その後は一年くらいかけて底値に向けて下落に転じると考えられます。

まとめ:具体的な政策と経済への影響

トランプ大統領が就任して大統領令が発表されました。

各首脳の対応やコメントも報道されるようになり今後の予測が建てられるようになってきました。

与党が民主党から共和党になって明確な政策転換もいくつかあります。

その中で個別銘柄に調整局面があり割安と思えるものがあれば買っていきたいと考えています。

最後に、どんなときでもNISAやiDecoでの米国株インデックスファンドによる積立は粛々と継続していきましょう。

この記事を書いて感じたこと

①インフレ沈静化傾向がみられず利下げ予測が変わり株価は上昇せず円安に振れた
②失業率は横ばい、CPIも横ばいで雇用は強くインフレは継続している
③トランプ大統領在任中にリセッションが予測されるがタイミングや期間は今のところ不明


以上ありがとうございました。

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