今月の株価の下げはきつい:今後の投資先について(2022年9月)

投資
この記事のおすすめポイント

①現在の米国経済の状況について説明します
今後の米国経済がどうなるかを予測します
③今後の投資の方針について検討します

モモキンです、2022年10月頭となりました。

9月に暑さが和らぐのかと思いきや雨は多いし台風が来るしで天候不順の月でした。

晴れたら晴れたですごく暑いです。

モモキンが住んでいるまわりがそうなのか?日本全国的に暑いのかどうなのでしょうか?

コロナウィルスは可もなく不可もなく、今月から旅行のキャンペーンが始まるようです。

コロナに関してはもやもやした感じがつづいています。

ウクライナ・ロシア戦争はウクライナが盛り返してきて自国の領土を取返し始めました。

ロシアは兵力不足で予備役を強制的に召集しはじめました。

それによりロシア国民が海外に逃げ出すケースが発生しています。

ロシアが不利な状況に動き始めたので近々何か大きな出来事が起きるかもしれません。

遅くなりましたが2022年9月の状況をまとめていきます。

モモキンが重要と考える今月のトピックス

①8月の消費者物価指数でインフレが継続が判明
②イギリスはトリプル安で首相の支持率低下
③エネルギー価格の下落と今後の見通しについて

投資先について

投資先としては米国株ETF、米国個別株、仮想通貨を対象としています。

前回(2022年8月)の考えはこちらになります。

8月の消費者物価指数でインフレが継続が判明

8月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比8.3%の上昇、食品とエネルギーを除いたコアCPIは6.3%の上昇と予想を上回りました。

米国ではインフレが収まる傾向はみられず9月の連邦公開市場委員会(FOMC)にて0.75ポイントの利上げが実施されました。

この一連の流れを受けて米国の短期金利も長期金利も上昇しました。

これにより米国株はダウもNASDAQもS&P500も下落しました。

ダウは31656ドルから28725ドルと9.3%下落しました。

NASDAQは11785ドルから10575ドルと10.3%下落しました。

S&P500は3967ポイントから3585ポイントと9.6%下落しました。

FOMCは年内にあと2回予定しておりCPIの数値をみてインフレの改善傾向が見られなければ利上げが継続されると考えられます。

利上げが続けば株価は低迷すると考えられるためCPIや失業率に注目が必要です。

イギリスはトリプル安で首相の支持率低下

米国のインフレや金利上昇の影響をうけイギリスでもインフレが発生しています。

その対策としてイギリスの中央銀行も利上げを進めています。

利上げを行うと景気が減速するためトラス首相は経済対策として大型減税を発表しました。

しかしその対策が裏目にでてポンド安を引き起こしました。

その結果、株価と債券価格と通貨価格が下落してしまいトリプル安を引き起こしました。

ポンド建てで持っている株や債券といった資産の価値が大きく下がってしまいました。

中央銀行が国債を大量に買うことでポンド安は一時的におさまりましたがトラス首相の支持率は低下しました。

米国の金利が上昇するとドルが買われるためドル以外の通貨の価値が相対的に下がります。

その対策で各国の中央銀行は一般的には利上げを行うため株価が下がります。

(日本だけは特別でインフレを起こしたいので利上げは行われませんが円安が進みます)

その結果米国と同様にリセッション(景気後退)を引き起こすことになります。

自国の経済や通貨が米国より強ければそのようなことは起こらないのですが米国のインフレの影響が世界に波及しています。

エネルギー価格の下落と今後の見通しについて

エネルギー価格も9月で大きく値を下げました。

NY原油先物価格(WTI)は86.61ドルから79.49ドルと8.2%下落しました。

NY天然ガス先物価格は9.262ドルから6.766ドルと27%下落しました

世界的インフレによる金利上昇で株価が低迷しています。

その結果、経済活動が停滞すると予測されていて先物価格も下落していると考えられます。

原油価格が下落したためOPECプラスも減産を予定しています。

また冬の寒暖によりエネルギー需要がかわってくることから今後も価格は乱高下しそうです。

まとめ:仕込みのタイミングは遠い

先月のまとめで利上げや金融引き締めが停止するタイミングを確認しようと述べました。

しかしながら更にインフレが進みFRBは利上げを当面継続する意思表示をしています。

年末に向けて金利は上昇し株価は下がると考えられるので現金はプールした方が賢明です。

円安も政府が為替介入をスポット的に行いますが金利差の影響は埋められないので金利差が解消されるまでは円安が続くと考えられます。

ドルはドルのまま保有し年末に向けて株価が低迷してその後金利差が解消するまで現金を貯めた方がよいと考えています。

しかしながらどんなときでもNISAやiDecoによる米国株もしくは全世界株インデックスファンドによる積立は粛々と継続していきましょう。

この記事を書いて感じたこと

①9月もインフレは継続し利上げが行われ株価は大幅に下落した
②エネルギー価格は9月は下落したが減産や気候の影響を受けるため乱高下が予測される
③利上げは今後も進み株価下落と円安が進むため今は現金を貯めておくのが賢明



以上ありがとうございました。

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