①現在の米国経済の状況について説明します
②今後の米国経済がどうなるかを予測します
③今後の投資の方針について検討します
2024年2月末となりました。
今年も2ヶ月経ちました。
新年の気分も抜けて今年の目標に向けていろいろ行動しています。
寒さはピークを過ぎて春が近づいているのを感じています。
今年の冬は何度か寒い時もありましたが全体を通しては暖冬だと思います。
それでは2024年2月の状況をまとめていきます。
①米国株主要3指数最高値更新について
②日経平均34年振り最高値更新について
③ビットコインの今月の値動きについて
投資先について
投資先としては米国株ETF、米国個別株、仮想通貨を対象としています。
前回(2024年1月)の考えはこちらになります。
米国株主要3指数最高値更新について
2月にNYダウ、ナスダック、S&P500の米国主要3指数すべてが最高値を更新しました。
米国政策金利が5.25〜5.5%と高金利の中で株価が最高値を更新しました。
米国の経済が非常に強い状態であることを意味していると考えています。
2月の米国株価主要3指数をまとめると以下の通りです。
- NYダウは38109ドルから39132ドルと2.7%の上昇
- ナスダックは15455ドルから15997ドルと3.5%の上昇
- S&P500は4891ポイントから5089ポイントと4.0%の上昇
昨年の11月から4ヶ月連続で3指数とも上昇しました。
ナスダックよりもS&P500の方が上昇率が大きい結果となりました。
今週はエヌビディアの決算があり決算発表の翌日に10%以上株価が上昇しました。
その結果マグニフィセントセブン(米国巨大テック企業群)を中心とするナスダックが一番上昇すると考えていました。
しかし上昇率はナスダックが首位ではなくS&P500が首位となりました。
今月は米国市場全体の株が幅広く買われて株価が上昇していると考えられます。
日経平均34年振り最高値更新について
日経平均株価が39099円となり、1989年12月につけた38916円を超えて最高値を更新しました。
34年振りの最高値更新となりました。
円安と米国のAIブームの影響を受け輸出企業と半導体関係の株価が大きく上昇しています。
前回の株価が最高値となった時の状況は企業業績と株価がかけ離れたバブル経済でした。
しかし今回は企業業績と株価は連動していて実態とあった評価と考えています。
実際、直近の円安傾向からドル建てで見ると日経平均は最高値からは程遠い状況となっています。
最高値更新を受け日銀金融政策決定会合にて政策金利を上げるのかに注目をしています。
ビットコインの今月の値動きについて
先月米国ではビットコインETFが承認され売買されるようになりました。
今月に入りビットコインETFに40億ドルの資金流入があったとのことです。
ビットコインの今月の値動きは以下の通りです。
- 1ビットコインは41820ドルから51067ドルと22.1%の上昇
ビットコインはボラティリティ(価格変動)が大きく上記数字はあまり参考になりません。
しかし2023年1月から上昇トレンドが発生していて約3倍の価格になっています。
今年は2024年4月にビットコインのマイニングコストによる報酬が半分になる半減期を迎えます。
これはビットコインのマイニングコストが上昇することを意味しています。
過去の実績よりマイニングコストが上がるとビットコイン価格が上昇することが知られています。
多くのビットコイン保有者はそれを期待していると思われます。
これはストックフローモデルとして知られていて下記のグラフで説明することができます。
部分的には多少のズレはあるもののモデル曲線(灰色の線)にほぼ追従しているといえます。
必ず未来も過去と同じようになるとはいえませんが未来を予測し行動することは大切だと思います。
今後ビットコインが半減期を迎えた後のビットコイン価格に注目しています。
まとめ:市場が盛り上がっている時こそ長期視点で
日経平均最高値更新の話題がマスコミで多く取り上げられるようになりました。
「今年は日経平均が40000円に到達するのではないか?」といった予測も聞くことがあります。
短期トーレードで生計を立ててる訳ではありませんので投資を短期で売り抜くことは考えていません。
今までの経験則から上昇した株価は景気後退局面で値下がりするのは避けられないと考えています。
個別銘柄の株価が高すぎるのでアセットアロケーション(資産調整)するのは理解できます。
今から買って短期で売り抜くのは難しいと思います。
こんな時だからこそ元々行っていた投資手法を守ることが重要だと考えています。
具体的には節税スキームを活用したインデックス投資の積立と高配当株のタイミング投資です。
そして現在保有しているインデックスファンドや高配当株式の長期保有の継続です。
積立投資以外の余剰資金は現金として保有し、景気後退局面に備えようと考えています。
昨年と同様に年内のいずれかで株式購入のタイミングが訪れると考えています。
最後に、どんなときでもNISAやiDecoでの米国株インデックスファンドによる積立は粛々と継続していきましょう。
①米国3指数が今月に入り最高値を更新した
②日経平均も34年振りに最高値更新となった
③株価指数上昇で市場が盛り上がっているが長期視点で投資を継続する
以上ありがとうございました。
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