①現在の米国経済の状況について説明します
②今後の米国経済がどうなるかを予測します
③今後の投資の方針について検討します
2024年7月末となりました。
梅雨も開けて夏となりました。
暑い日が続いていますが豪雨もあり被災された地域の方にお見舞い申し上げます。
実は転職がきまり引っ越しをしました。
もとの畑は家族に託しましたが新しい場所でも落ち着いたら再開できればと考えています。
それでは2024年7月の状況をまとめていきます。
①米国株のピークアウトについて
②円高について
③大統領選挙について
投資先について
投資先としては米国株ETF、米国個別株、仮想通貨を対象としています。
前回(2024年6月)の考えはこちらになります。
米国株のピークアウトについて
7月の米国株価主要3指数の推移は以下の通りです。
- NYダウは39119ドルから40589ドルと3.8%の上昇
- ナスダックは17733ドルから17358ドルと2.2%の下落
- S&P500は5460ポイントから5459ポイントと変動なし
ダウは微増でナスダックは微減、S&P500は変化なしとなりました。
チャート的には3指数とも7月の上旬にピークをつけてそこから月末に向けて下落しています。
米国株チャートでよくある夏場から秋に向けて下落していくパターンにも見受けられます。
エヌビディアの株価が注目されていたAI関連株ブームも一旦ピークアウトしたといえます。
円高について
7月の為替相場の変動は以下の通りです。
- 円は1ドル160.83円から153.93円と4.3%の円安
前回の記事で更なる為替介入は難しいのではないかと考えていました。
推測は外れて7月11日に米国CPI発表のタイミングで3.5兆円程度の為替介入が入ったようです。
米国金利は7月を通して下落し日本の金利は横ばいとなり日米金利差は減少しています。
その結果約7円の円安となっていると考えられます。
7月末にFOMCと日銀政策金利決定会合が並行して開催されるためその結果を注視しています。
米国の利下げや日本の利上げについてはどちらも経済データ次第と説明されています。
どのタイミングで実施されるかは現時点では予測が困難と考えています。
大統領選挙について
バイデン大統領が次期大統領選挙の立候補を辞退しました。
代わりにハリス副大統領が民主党の大統領候補として立候補しました。
合わせて共和党の大統領候補であるトランプ氏に7月13日に暗殺未遂事件が発生しました。
ペンシルバニア州での集会で演説中に右耳を撃たれ一命を取り留めました。
バイデン大統領の直前の辞退やトランプ氏暗殺未遂事件と想定外の出来事が発生しています。
民主党と共和党どちらが勝つのか予想がつかない状況となっています。
大統領選挙は11月5日ですが今後も想定外の出来事が起きるのではないかと考えています。
現時点ではどちらが勝つか全く分からない状況です。
まとめ:株価ピークアウトと円高
7月上旬に米国株価はピークアウトしました。
大統領選挙も混戦となっているため市場に不安感が出ています。
また米国株アノマリー(根拠のない経験則)である夏から秋への株価下落も発生しています。
そして日銀による為替介入や日米金利差が短縮による円高も発生しました。
円ベースで米国株価を見ると下落が始まったと言えるのではないかと考えています。
11月上旬の大統領選挙に向けて株価は下落していくのではないかと考えています。
為替についてはFRBと日銀の判断によりますが経済データ次第なので判断が難しいです。
モモキンは10月末に向けて円高かつ株価下落のタイミングでドル建て資産を買おうと考えています。
また日銀の為替介入とバイデン大統領の辞退とトランプ氏暗殺未遂については想定外でした。
このようなこともあるということを意識して投資を行って行きたいと考えています。
最後に、どんなときでもNISAやiDecoでの米国株インデックスファンドによる積立は粛々と継続していきましょう。
①米国株は7月上旬にピークアウトして秋に向けて更に株価が下落する可能性が高い
②日銀の為替介入と米国金利下落により7月の為替は円高に大きく振れた
③米国大統領選挙は現時点では民主党及び共和党のどちらが勝つかの予想は困難である
以上ありがとうございました。
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