①現在の米国経済の状況について説明します
②今後の米国経済がどうなるかを予測します
③今後の投資先の候補について検討します
梅雨が明けて暑い日々が続いています。
これからお盆にかけてもっと暑くなると思います。
良く睡眠をとり体調管理には気をつけたいです。
2021年7月末時点での投資先について考えたいと思います。
あくまでもモモキンの考えですので投資は自己責任で判断をお願いします。
①金利はあがらず株式の上昇相場は続きそう
②原油価格は乱高下していて、今後需要は増えるが価格の先行きは不透明
③仮想通貨は底打ちしてから上昇しているが先行きは不透明
投資先について
投資先としては米国株ETF、米国個別株、仮想通貨を対象としています。
全回(2021年6月)の考えはこちらになります。
金利、米国個別銘柄、仮想通貨の動向について解説をしています。
金利は3月に頭打ちしていた
【米国景気はすでに頭打ち】
前回の記事ではインフレが進みいずれ金利が上昇すると予想していましたが7月末時点で米国債10年利回りが1.25%で下落となりました。
先月は分からなかったですが米国債10年利回りは今年3月をピークに明らかな下降トレンドが見られます。
一方で7月に発表のあった6月の米国消費者物価指数(CPI)や米国インフレ率は上昇しています。
物価は上昇するが金利が下がるという不思議な現象が発生しています。
物価が高い一方で債券を買う人も多くいるということだと考えられます。
金利が下がって来たので米国株も好調でダウもNASDAQもS&P500も今月に入って最高値更新となりました。
今後は更にインフレが進み再度金利上昇するのかインフレがおさまって金利は下落にむかっていくのかのいずれかになると考えられます。
追加失業給付金も多くの州で打ち切りになっていることからインフレがさらに進むのは考えにくいです。
そのためインフレは収まり金利は上昇することはなく現状を維持もしくは更に下落すると予想します。
前回の予想ではインフレに伴い金融緩和の打ち切りや利上げの前出しを予測していましたが現時点ではそうはならないと考えていて株式全体の上昇基調は続くと予測しています。
米国では働かずに失業給付金をもらった方がお得という状況が続いているので
その状況が解消されたら物価上昇も落ち着いてくるのではないでしょうか。
先行き不透明な原油価格
先月上昇すると予想していた原油の値段ですがWTIは76ドルから66ドルまで下落し現在は73ドルと乱高下しています。
原因はOPECプラスの会合の中で減産派であるサウジアラビアと減産反対派であるUAEとの間で意見が対立していました。
結局サウジアラビアが折れて毎月日量40万バレルずつ減産を縮小することで合意しました。
それにより原油価格は一時的に下落しましたが米国の原油在庫が減少しており原油価格は上昇に転じています。
将来的には石油需要は回復してくると思われますが減産縮小にともない受給バランスが不透明となるので原油価格の予測は困難になってきました。
新型コロナウィルスの影響で世界全体の経済回復が遅れて需要回復ペースも遅れています。
またOPECプラスで協調減産について合意しましたが動向次第ではまたもめだす可能性もあります。
エネルギーセクタETFやエネルギー関連個別銘柄に関しては価格下落したら少し買い増すもしくは利益が出ているのであれば思い切って利確してしまうのもありだと思います。
モモキンはもう少し様子みますが手じまいしてキャッシュポジションをあげるのもアリだと思います。現時点での今後の予想は困難です。
仮想通貨(暗号資産)
ビットコインは6月末の390万円台から320万円まで値を下げ現在は450万円まで値を上げました。
中国政府の規制から落ち着きを取り戻し米国債の金利低下により、仮想通貨へ資金が流入していると考えています。
またAmazonのビットコイン決済導入の否定ニュースと話題性には事欠かない状況がつづいています。
今月は特に大きな変化はありませんでした。毎月一定金額を積立ていきたいと考えています。
仮想通貨への投資は自己責任でお願いいたします。
まとめ:株価が頭打ちとなるタイミングをおさえよう
米国株式に関して今月はダウもNASDAQもS&P500も最高値更新でした。
仮想通貨に関してはビットコイン、イーサリアムともに先月から上昇となりました。
金融政策については量的緩和は当面継続、利上げも22年末年以降と先月から変更はありません。
長期金利については上昇すると考えていましたが下落トレンドがはっきりと見えるようになりました。
こうなってくると更なる金利上昇やインフレは進まないと考えられますのでグロース株やハイテク関連銘柄が更に上昇してくるのではないかと考えています。
しかしながら株価自体がすでに十分高いので調整局面が発生したら買い向かうぐらいの気構えでよいと思います。
エネルギーセクタに関しては需要回復ともに価格も上昇すると考えていますが需要回復遅れのリスクや産油国間の交渉の行き末によって上がるケースと下がるケース両方が考えられます。
仮想通貨は継続して長期的な視野での積立投資を進めていきたいと思います。
まとめると当面は全体的に株価は上昇すると考えられます。
難しいかもしれませんがどこで頭打ちとなるのかを注視していきたいと思います。
NISAやiDecoによる米国株もしくは全世界株インデックスファンドによる積立は継続していきましょう。
①米国ではインフレが進んでいるが金利は下落し株式市場全体が上昇した
②今後インフレは収まり金利は横ばいもしくは下落が続くと考えられる
③当面は株価は上昇するがいずれ頭打ちすると考えられるので
長期保有銘柄以外は売っていきたい
以上ありがとうございました。
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