冬の時期到来:今後の投資先について(2022年5月)

投資
この記事のおすすめポイント

①現在の米国経済の状況について説明します
今後の米国経済がどうなるかを予測します
③今後の投資の方針について検討します

モモキンです、2022年5月末となりました。

清々しい季節になって気分も晴れやかになってきます。

5月を振り返ると今月も気温が上がらず、例年より寒い日が続いていた気がします。

作物の育ちもイマイチでしたね。

だんだんとコロナ規制も解除されつつあります。

感染拡大が無い状態が続けばいいですが今後の動向を注視したいと思います。

ウクライナとロシアの戦争も世界的に受け入れられ各国粛々と対応しているように感じます。

それでは2022年5月の状況をまとめていきます。

モモキンが重要と考える今月のトピックス

①米国株は下落継続
②原油価格は高止まりで今後も需要が増える
③ビットコインは暴落、マイナス材料多発中

投資先について

投資先としては米国株ETF、米国個別株、仮想通貨を対象としています。

前回(2022年4月)の考えはこちらになります。

米国株は下落継続

5月はダウもナスダックもほぼ横ばいとなりました

ダウは先月末の32977ドルから33212ドルで0.7%上げました。

NASDAQは先月末の12854ドルから12681ドルで1.4%下げました。

先週まで下げ状態が続いていましたが今週水曜日以降で盛り返しました。

モモキンとしては下げが続いていたので一時的な上昇局面だと考えています。

以下の2点で下落が続くと考えています。

<今後も米国株株価が下落を続ける理由>
①利上げが今後も継続
②金融引き締めが6月から開始する

【利上げが継続】

米国の4月のCPI(消費者物価指数)は前年同月比8.3%と伸びは鈍化したものの、依然として高い水準のままです。

FRBも物価上昇が止まったことの確証が得られるまで利上げを続けると宣言しています。

利上げが続く限りハイテクセクタを中心に株価の下落は止まらないと考えています。

【金融引き締めの開始】

FRB(米連邦準備制度)は6月1日から年間1兆1000億ドル(136兆円)のQT(金融引き締め)を開始します。

全体の計画では8兆5000億ドル(1080兆円)のQTを行うとなっています。

実際は景気動向をみながら流動的に進めると思いますがコロナによって市場に大量にばらまかれたドルを回収するといっています。

相対的に貨幣の価値が上がることになるのでさまざまな物価が下落していくと考えています。

当然株や仮想通貨の値段も下がることになると考えています。

原油価格は高止まりで今後需要が増える

米国は現在メモリアルデーの3連休でドライブシーズンが始まりました。

9月の第一月曜日のレイバーデーまではドライブシーズンとなりガソリンの需要が上がります。

ウクライナ戦争の影響で米国はヨーロッパに原油を輸出していて供給が追付かなくなると考えています。

備蓄を放出しながらやり繰りしているようですが今後需要がひっ迫してさらに価格が上昇すると考えています。

結局のところロシア産の原油が中国やインドを通して市場に供給されることになりそうです。

G7もOPECに増産要請をしているようですが見返りなくして増産するとは考えにくいです。

石油を輸入する国々が増加コストを負担することになると考えています。

以上のことからエクソンモービルやシェブロン、バンガードエネルギーセクタETF(VDE)に注目しています。

ビットコインは暴落、マイナス材料多発中

仮想通貨については最近あまり触れていませんでしたが少し解説いたします。

ビットコインは4月30日の37645ドルから現在28923ドルと約13%下落しています。

最高値は6万ドル越えていましたので半額以下まで値下がりしています。

テラと呼ばれるステーブルコインの崩落、STEPNと呼ばれる歩いて稼ぐゲームの中国でのプレーの禁止、イーサリアムの直近の下落と今月はマイナス材料のオンパレードでした。

来月は金融引き締めによる株価の低迷に引きずられ更に仮想通貨全体が下落するのではと考えています。

インフレが収まり金融政策の見直しが入るまでは厳しい相場となりそうです。

まとめ:現金を貯めよう。しかしインデックスと仮想通貨はガチホ。

Sell in May(5月までに売れ)とはよく言ったもので今回も当てはまっています。

NASDAQやハイテク関係は一回清算して様子を見るのがよいかとおもいます。

こちらも超長期で考えているのであればGAFAMTあたりならばガチホする戦略もアリだと思います。(モモキンはやらないですが)

VTやVTIやVOOといったインデックスETFは超長期投資ですので人生で現金が必要なイベントがくるまでひたすら持ち続けていきます。

その他のセクタや個別銘柄についてはケースバイケースで対応してますが基本は売らない戦略です。

仮想通貨も同様狼狽売りなどせず耐え忍んでいきます。(ビットコイン、イーサリアム辺りはガチホします)

冬から春になるように相場の転換点にきたら残った現金を資産に変えていきたいと考えています。

こんなときでもNISAやiDecoによる米国株もしくは全世界株インデックスファンドによる積立は粛々と継続していきましょう。

この記事を書いて感じたこと

①米国株は下落が続くので転換点にくるまで現金を貯めていく
②原油価格は上昇するのでエネルギーセクタETFの価格に注視する
③仮想通貨は狼狽売りすることなく金融政策が変わり市場動向が変わるまでガチホする



以上ありがとうございました。

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