①現在の米国経済の状況について説明します
②今後の米国経済がどうなるかを予測します
③今後の投資の方針について検討します
2024年10月末となりました。
秋といえば秋ですが昼間は結構暑くてまだ半袖でも出歩ける感じです。
木々もまだまだ紅葉には程遠い感じで温暖化の影響を強く感じています。
新しい会社で働き始めて3ヶ月が立ちました。
慣れるというよりは事業の準備でいつも新しいことにチャレンジしています。
不安に感じることもありますがその時々に集中していくように心がけています。
それでは2024年10月の状況をまとめていきます。
①9月のアノマリーと10月の騰落率
②ハードランディングか?ソフトランディングか?
③ドルコスト平均法の重要性
投資先について
投資先としては米国株ETF、米国個別株、仮想通貨を対象としています。
前回(2024年9月)の考えはこちらになります。
9月のアノマリーと10月の騰落率
9月は米国株価主要3指数が株価がアノマリー(経験則)に反して上昇しました。
10月はその影響を受けて下落に転じると予想していました。
10月の米国株価主要3指数の推移は以下の通りです。
- NYダウは42313ドルから42114ドルと0.5%の下落
- ナスダックは18210ドルから18518ドルと1.7%の上昇
- S&P500は5738ポイントから5810ポイントと1.3%の上昇
予想に反してNYダウはほぼ変わらず、ナスダックとS&P500は微増となりました。
為替についても142.19円/ドルから152.3円/ドルと10円の円安ドル高となりました。
米国の強い経済と石破首相の金融緩和継続に関するコメントによるものだと考えています。
今後は年内にあと2回の利下げが予測されている事とクリスマスラリーに近づいていきます。
上記を考慮すると年末年始に向かって株価は上がると考えられます。
高金利の中で1年を通して株価が上昇し続ける強い米国経済を表しています。
ハードランディングか?ソフトランディングか?
失業率が上昇に転じた時はハードランディングと言われていました。
失業率はここ数ヶ月横ばい状態が続いています。
このあと失業率が上昇し景気後退(リセッション)を迎えるのか?:ハードランディング
景気後退を迎えることなく株価は上昇しつづけるのか?:ソフトランディング
意見が別れていて注目されています。
ソフトランディングになるだろうという意見が多いと言われています。
しかし失業率のグラフを見る限りはいつかは上昇すると思われます。
なのでハードランディングなっても大丈夫なように備えた方がよいと考えています。
ドルコスト平均法の重要性
上記2つのトピックスからも分かるように今の経済動向を予測するのは難しいというしかできません。
よってインデックスのように銘柄を分散させるだけでなく時間も分散させた方がよいと考えます。
ドルコスト平均法とは決まった銘柄を一定額で決められた時間間隔で購入する方法です。
これにより平均購入単価への価格変動による影響を減らすことができます。
まとめ:2つのシナリオに備える方法
ここ数ヶ月は高金利の中での米国の強い経済とクリスマスラリーを迎える状況です。
アノマリー通り株価が上がっていくのか?それとも急激に失業率が上昇してリセッションを向かるのか?
そしていつそれは起きるのかがわからない状況にあります。
株を売るタイミングでもないし、株を買い増すタイミングでもないと考えています。
また為替も円安に進んでいてドルを購入するには適切なタイミングとは言えません。
インデックスファンドの定額積立を維持しながら現金比率を高めて置くことを継続していきます。
来年1月以降、クリスマスラリーが終わった後にどちらに向かっていくのかを考えていきます。
最後に、どんなときでもNISAやiDecoでの米国株インデックスファンドによる積立は粛々と継続していきましょう。
①10月も株価は上昇し9月のアノマリーを打ち消した形でクリスマスラリーを迎える
②失業率は横ばい状態が続き急激な上昇傾向は今のところみられない
③いつリセッションが起きてもいいように現金比率は高めておく
以上ありがとうございました。
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