コミュニケーション力の向上:「頭のいい人が話す前に考えていること 」(安達裕哉)について

読書
この記事のおすすめポイント

① 会話する時に意識すべきポイントを理解することができる
相手を理解できるようになり人との会話が上手くなる
③ 考える力を向上させることができる

こんにちはモモキンです。

「頭のいい人が話す前に考えていること 」という本を紹介します。

初めてこの本を見つけた時に本のタイトルに目を惹かれてしまいました。

「頭がいい」「話す前に考える」というキーワードから「賢くなれる」と思ったからです。

「勉強ができる」「計算が速い」「知識が豊富」と言ったことは散々学校で学んできました。

「頭の回転が良い」「考える力がある」ということはどうしたら身に付くのか分からないからです。

この本を読んだら学ぶことが出来るかと思い購入しました。

後に知ったのですが中田敦彦氏のYoutube大学も紹介されていたようです。

著者は安達裕哉さんです。

筑波大学大学院を卒業後デロイトトーマツコンサルティング(現アビームコンサルティング)に入社しました。

そこで頭角を現し大阪支社長、東京支社長となり独立しました。

現在はマーケティング会社「ティネクト株式会社」の経営者としてコンサルティングや執筆活動をされています。

この本を読んでモモキンが考える結論は以下2点になります。

モモキンのこの本の結論

①7つの黄金法則を身につけることで「知性」と「信頼」を得ることができる
②5つの思考法を身につけることで思考の質を高めることができる

出版は2023年で総ページ数は335ページとなっています。

この本を読んで感じたことは以下のようなことを感じました。

人から賢いと思われるためには意識すべきポイントがいくつかあるようです。

その人の性格にもよりますが知って意識しないと改善するのが難しいと感じました。

  • 言動で周りから信頼されたい
  • 言動で周りから賢い人と思われたい
  • 賢い人と思われる人は何を意識しているか知りたい

上記のような悩みを持っている方に是非おすすめします。

本の概要

第1部 頭のいい人が話す前に考えていること

第1部では頭のいい人が人と話すときに考えている内容や意識していることについて解説しています。

まとめると下記の7つの法則(黄金法則)にまとめることができます。

  1. とにかく反応するな
  2. 頭のよさは、他人が決める
  3. 人はちゃんと考えてくれてる人を信頼する
  4. 人と闘うな、課題と闘え
  5. 伝わらないのは、話し方ではなく考えが足りないせい
  6. 知識はだれかのために使って初めて知性となる
  7. 承認欲求を満たす側に回れ

感情的にならずにいつも冷静であること。

相手の言っていることを理解して発言をすること。

自分の主張はせず相手の承認欲求を満たしてあげること。

このような行動とることによって、相手に信頼され賢い人とだと思われるようになります。

第2部 一気に頭のいい人になる思考の深め方

第2部では第1部の黄金法則を満たすために取るべき具体的な行動について解説しています。

こちらもまとめると以下のようになります。

  1. バカな話し方をやめる
  2. 話の内容を整理する
  3. 心を無の状態にし沈黙して相手の話を聞く
  4. 質問をして思考を掘り下げる
  5. 話を言語化してまとめる

仕事や大事な話では自分の意見や主張を思い浮かべることがあると思います。

そのような時こそ意識して一度心を無の状態にすることが大切です。

そして話を文章にすることで理解をより深めることができます。

勉強になったポイント

  • 人から信頼され賢いと思われるためには意識すべきポイントがある

7つの黄金法則から人と会話する時は冷静かつ自己主張はせず相手を認め理解することが大切です。

その前提に立った状態で自分の意見や情報を織り交ぜることができたら良い会話といえます。

自分の意見を主張するのか信頼され賢いと思われたいのかと考えれば自分の言動を改めることができると感じました。

  • 人と会話をする時は心を無にして沈黙を正と考える

会話時に場合によっては意見を持ちながら聞いてしまったり人の話を遮ってしまうことがあります。

人と会話している時は心を無にしてとにかく聞くのが良いようです。

そして会話がなくなった時は気にせずに再び相手が話をするのを待てばよいのです。

「気まずいので場をつながなければ」などと考える必要はないとのことです。

まとめ:賢さと信頼に裏付けされた頭のよさ

人と会話する時のポイントを意識するだけで人から信頼され賢いと思われるようになります。

社会人になれば多くの場面でコミュニケーション能力が必要とされてきます。

よりよいコミュニケーションや信頼があれば人生もよい方向にむかっていくと考えます。

最後に言語化の重要性を取り上げていて自分の言葉でまとめる大切さを理解しました。

この本で紹介されている法則や思考法を読み返し振り返ることで身につけていけたらと思います。

この記事を書いて感じたこと

① 頭のいい人は賢さと人からの信頼の両方を備えている
② 相手が話している時は心を無にして無言になっても自然な雰囲気を醸し出したい
③人と会話する時はいつでも黄金法則を徹底したい


以上ありがとうございました。

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