①現在の米国経済の状況について説明します
②今後の米国経済がどうなるかを予測します
③今後の投資の方針について検討します
2024年9月末となりました。
昼間は暑いですが朝晩涼しくなってきて秋らしい気候となってきました。
新しい会社ですが工場の立ち上げの準備やイベントでの事業紹介と新しいことにチャレンジしてます。
いままでやったことのないことを業務として経験することが多く新鮮に感じています。
一方で想定外のトラブルも発生して悩んだりもしています。
あまり悩まずに今できることに注力していきたいと思います。
それでは2024年9月の状況をまとめていきます。
①9月FOMCにて利下げ開始
②長短金利正常化と失業率について
③米国主要3指数について
投資先について
投資先としては米国株ETF、米国個別株、仮想通貨を対象としています。
前回(2024年8月)の考えはこちらになります。
9月FOMCにて利下げ開始
米連邦公開市場委員会(FOMC)は9月17日と18日の定例会合にて政策金利を0.5ポイント引き下げることを決定しました。
利下げに転じたのは2020年3月以来となるため4年半振りに利下げを行います。
FedWatchによると年内にあと0.5%以上利下げする確率は71%となっています。
雇用を支えるために利下げをするとパウエル議長はコメントをしていました。
またインフレリスクに対しては8月の消費者物価指数(CPI)も前年同月比で2.5%上昇となっています。
安定して2%台を推移しているとしてインフレの再燃はないと判断したようです。
長短金利正常化と失業率について
9月に入り長短金利差が正常化されました。
長短金利差とは米国の10年国債利回りから2年国債利回りを引いた差となります。
2022年に7月に金利差が逆転していましたが2024年9月に元に戻りました。
過去の経験則によると長短金利差が逆転すると景気後退が起こると言われています。
長短金利差が逆転して正常化しその後景気後退に陥るとされています。
また8月の失業率は4.2%でした7月は4.3%、6月は4.1%とほぼ横ばい状態であるといえます。
米国主要3指数について
9月の米国株価主要3指数の推移は以下の通りです。
- NYダウは41563ドルから42313ドルと1.8%の上昇
- ナスダックは17714ドルから18120ドルと2.3%の上昇
- S&P500は5648ポイントから5738ポイントと1.6%の上昇
今月も3指数とも上昇となりました。
0.5%の利下げでFRBの金融政策が後手に回っているとは捉えず先行していると判断されたようです。
また年内の追加利下げの可能性も示唆されていてそれらが株価に反映されたと考えています。
まとめ:米国の失業率の動向
以前は消費者物価指数(CPI)が注目されそれによって株価が変動していました。
いまはFOMCにより利下げペースと今後の見通しが注目されています。
FRBは政策金利や今後の見通しは経済データ次第とコメントしています。
よって今は失業率を注視する必要があると考えています。
失業率は一度上がりだすとすぐに上昇する傾向があるのですがここ数ヶ月は落ち着いています。
FRBが積極的に利下げをすることで失業率の上昇を抑えられるのかそれとも経験則どおり上昇するのかを注視しています。
利下げは続くので円高に振れるのと景気後退の回避は困難ではないかと考えています。
なので先月の記事で書いた円高&米国株安シナリオが来年やってくる可能性があると考えています。
そこからが米国株の仕込み時と考えていて現金比率を高めて置くというのが当面の作戦です。
最後に、どんなときでもNISAやiDecoでの米国株インデックスファンドによる積立は粛々と継続していきましょう。
①9月FOMCで0.5%の利下げが実施された
②失業率は微増ながらも横ばい状態が続いている
③今後も利下げが続く可能性が高いので円高が進むと考えられる
以上ありがとうございました。
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