こんにちは、モモキンです。
暖かくなり桜も咲き出してきました。
2021年3月現時点での投資先について考えたいと思います。
あくまでもモモキンの考えですので投資は自己責任で判断をお願いします。
投資先について
前回(2021年1月)の考えはこちらになります。
この記事では前回からの変化点について解説していきます。
ドル建てETF
前回おすすめしたETFからVOX(バンガード・米国通信サービス・セクタ)を除きたいと思います。
理由はグロース株とバリュー株が混在していているがインカムゲインやキャピタルゲインのどちらも伸びていないためです。
こちらを買うならばVTIをおすすめします。
【VGT(バンガード・米国情報技術・セクタ)】
2月16日に最高値382.1ドルを付けて以来350ドル近辺を推移しています。
米国債10年利回りが1月下旬以降、急激に上昇しているためこのセクタは売られてしまっています。
構成銘柄自体の業績は問題ないので長期的な運用を考えているのであればホールドで良いと思います。
買いたい業種や銘柄がある場合は現時点で利益が出ているのであれば売却してもよいかもしれません。
米国債10年利回りは今後も上昇すると思いますが米国のFRB(連邦準備制度理事会)が追加金融緩和策を発表すれば利回りは下がってくることも予想されます。
現状では短期的な予想は困難なので以下2点の対応と考えています。
・追加金融緩和等で金利が下がって本ETFの価格が上昇するならば売却する
以前も述べましたがIT産業は今後も重要なセクタで収益は伸びていくと考えています。
値下がりすれば買い増ししますし、価格が高騰すれば一旦売却して値段が下がったところで再度購入しても良いかもしれません。
今は未だそのタイミングではないと考えます。
そのタイミングがいつなのかを今後も見ていきたいと考えています。
【VCR(バンガード・米国一般消費財・サービス・セクタ)】
構成銘柄の筆頭としてアマゾン、テスラが存在し、ホームセンタ用品を扱うホームデポやロウズ、ナイキ、マクドナルド、スタバが主要銘柄として含まれています。
またヒルトンやマリオットといった全世界的ホテルチェーンも構成銘柄となっています。
よってコロナ収束と共に収益が改善されて伸びてくる分野だと思います。
但しアマゾンとテスラで全体の3割を構成していることからこの2銘柄の株価の影響が最も反映されてきます。
アマゾンとテスラは今後も業績は良いと考えていますのでこのセクタもVGTと同様の対応でよいと考えています。
【VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケット)】
前回の予想通り金利が上昇し下落とまでは言えませんがここ2ヶ月ぐらいは200ドル付近上下する状態が続いています。
コロナワクチンの効果による経済活動の本格的な再開、米国政府による追加経済対策が今後株価を押し上げる要因になるのではないかと考えています。
引き続き積立投資継続すればOKだと考えています。
【VYM(バンガード・米国高配当株式)】
1月末から10%上昇しており金利上昇の中優秀な成績だとおもいます。
配当利回りは何とか3%を維持していますがETFの価格が上昇してしまっているため利回りは下がってしまっている状況です。
ここ2か月では非常に高い運用利回りをたたき出しています。
価格が上昇してきているので今から買うのはお勧めできません。
既に購入済みの方はそのまま保有でよいと思います。
米国株個別銘柄
石油関連銘柄は原油価格の上昇と同時に株価も上昇してきました。
配当利回りも高くインカムゲインとキャピタルゲインを両方取れています。
今月に入ってWTI原油先物価格が少し下がりましたがコロナワクチンの普及と共に需要が回復すると予想しています。
またスエズ運河でのタンカーの座礁事故の離礁の目処が立っておらず長期化すると価格が上昇する可能性もあります。
前回紹介したテスラに関しては今月558ドルまで売られましたがその後600ドル台を推移しています。
大幅な増収増益予測となっていますのでホールド&安値が出たら拾っていけば良いかを思います。
今回注目している業界はタバコ業界になります。企業としてはアルトリアやフィリップモリスになります。
30~40%の営業利益率、5~6%の配当利回りと非常に魅力的で参入障壁の高さを考えると余力があれば買い増ししたい銘柄です。
課題としてはSGD’sに逆行しているため政府による規制や増税に対して注視する必要があります。
仮想通貨(暗号資産)
ビットコインは1月末に350万円台でしたが3月半ばに670万円台まで上昇しました。
現在は610万円台を推移しています。
相変わらずボラティリティ(価格変動)が非常に高いですが上昇基調であることは間違えなさそうです。
こちらも米国政府による追加経済対策により仮想通貨市場にお金が流れ込むことが予想されるため今後も上昇することが考えられます。
また追加経済対策によるマネーサプライが増加し仮想通貨の価値が上昇することも考えられます。
以上2つの要因から今後も仮想通貨の価格は上昇することが考えられます。
しかしながら仮想通貨はボラティリティが大きいため高値つかみすることも考えられるため購入価格を平均化するため積立購入することをおすすめします。
そして総資産に仮想通貨の占める比率を上げすぎないことも重要です。
上昇基調の中、仮想通貨を手放すのを惜しいと考えてしまいますが売るタイミングについて常に検討しておくことが重要だと考えます。
まとめ
NISAやiDecoは米国株もしくは全世界株式インデックスファンドによる積立でよいと思います。
ドル建てETFや米国個別株そして仮想通貨は長期金利の動向や米国政府の追加経済対策発動のタイミングにより一旦上昇したあと調整局面を迎えるのではないかと推測しています。
特に3月末もしくは4月上旬に米国では一人当たり1200ドル(約13万円)の現金給付が行われます。
その後の市場がどうなるかということにモモキンは注視しています。
そしてコロナワクチンの普及により経済活動が活発になりその後株価がどうなるかということについても注視しています。
以上のことより当面は金融資産を保持する方向でよいと考えます。
しかしながら今のうちに経済が調整局面を迎える前に下記に2点を検討しておくおことをすすめたいと思います。
②長期保有しない銘柄の売却タイミングと条件を決める
以上ありがとうございました。
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