①現在の米国経済の状況について説明します
②今後の米国経済がどうなるかを予測します
③今後の投資の方針について検討します
モモキンです、2022年11月末となりました。
11月はあまり気温も下がらず「暖冬なのでは?」と感じています。
モモキンは持病のヘルニアが悪化して腰痛に苦しんでいます。
病院でいろいろと治療してもらっているのですが根本的な痛みがとれません。
痛みが耐えうる限界なので来月手術を受けようと考えています。
みなさんも体調や病気には十分気をつけてください。
モモキンがやっている畑は大きな雑草が減ってきました。
作業がしやすい状況でいろいろと植えたいですが寒くなってきます。
寒さに強いダイコンやニンジンを少しだけ植えて春に向け土づくりをします。
冬に向けてコロナワクチン(4回目)とインフルエンザワクチンを接種しました。
実際の効果のところは分かりませんが十分気を付けていきたいとおもいます。
睡眠をとってお風呂でしっかり温まりましょう。
ウクライナ・ロシア戦争は先月に引き続きこう着が続いているという印象です。
遅くなりましたが2022年11月の状況をまとめていきます。
①米国のインフレはピークアウト
②長期金利下落による円高
③日本のインフレは加速中
投資先について
投資先としては米国株ETF、米国個別株、仮想通貨を対象としています。
前回(2022年10月)の考えはこちらになります。
米国のインフレはピークアウト
米国の10月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比7.7%の上昇、食品とエネルギーを除いたコアCPIは6.3%の上昇と予想を下回りました。
先月の米国のCPIは8.2%、コアCPIは6.6%でした。
CPIは6月にピークアウトしたと考えられます。
コアCPIについては3月からあまり変わらず高止まりしていると思われます。
11月のFOMCでは予想通り0.75%の利上げでした。
次回12月のFOMCでは0.5%の利上げと予測されています。
12月のCPIや失業率を確認してFRBは利上げペースを決めると考えれます。
FRBがその後の利上げ見通しについて何をいうかで株価が変動すると思われます。
10月末から11月末にかけての株価は以下の通りです。
- NYダウは32861ドルから34347ドルと4.5%の上昇
- ナスダックは10988ドルから11226ドルと2.2%の上昇
- S&P500は3871ポイントから4026ポイントと4.0%の上昇
3指数とも上昇し先月に引き続き上昇しています。
先月の予測は
「11月と12月の利上はすでに織り込み済み、インフレもすでに織り込み済み」
が正解で
「12月のFOMCで0.5%の利上げ、その後の金利見通しも予測と同じ」
と今のところ考えています。
先ずは12月のCPIと失業率を確認していきたいと思います。
長期金利下落による円高
先月は円安について解説をおこないましたが状況が変わって円高に振れてきました。
10月末のドルの価格は1ドル148.7円、11月末は139.1円と9.6円の下落となりました。
原因は米国の長期金利の下落です。
10月末の米国債10年利回りは4.05%、11月末の利回りは3.69%です。
11月7日に最高値をつけた後、下落に転じています。
物価も下落し長短金利逆転も続いています。
それが景気後退(リセッション)に向かうと予測され下落している思われます。
一方で日本の10年国債の利回りは日銀によって0.25%以下に固定されています。
その結果日本と米国の金利差が縮小しているため円高に向かっています。
米国の長期金利は下がると予測しているので円高がさらに進むと考えられます。
先月は為替はまだまだ円安に振れると考えていました。
しかし米国の長期金利はピークアウトしたと思われ、今は円高に振れていくと考えています。
日本のインフレは加速中
一方で日本の10月の全国消費者物価指数は前年同月比3.6%上昇しました。
先月から0.6%の上昇です。
日本の9月の全国消費者物価指数は前年同月比3.0%の上昇となりました。
しかし円高とエネルギー価格の下落が進んでいます。
現在は上昇を続けていますが年内もしくは年明けにピークアウトすると考えています。
来年度以降の物価指数の予測は1%台となっています。
しかし物価上昇が2~3%台を安定して推移すれば賃金上昇につながると思います。
それが日本の生産性向上に寄与すればよいと考えています。
まとめ:インフレはピークアウトし長期金利は下落している
先月のまとめでは
「インフレがピークアウトして金利下落に向かうのかそれとも利上げとともに長期金利は上昇し年末に向けて株価は暴落するのか分からない」
と書きました。
「インフレはピークアウトして長期金利は下落し始めた」
と判断しています。
長期金利は下落して株価は徐々に上がり始めるのでは?と推測しています。
一方でFRBは金利の下落による株価上昇でインフレの再発だけは避けたいと考えています。
FRBもいろいろと牽制してきますがそこで株価が下落するならば仕込みのチャンスといえます。
しかし円高も続くと思われますのでドル転して買うならばもう少し待った方がいいかもしれません。
以上の事から以下の方法がよいかとおもいます。
- 配当等でドルを持っているならば再投資する、もしくは円に戻す
- 円高が落ち着いたらドル転して優良なETFを買っていく
再投資やドル転して買うならばしたいならばVTIかVOOもしくはVYM、VDC、VHTあたりが無難だと思います。
もっとリスクをとってもいいというのであれば米国高配当個別株で生活必需品セクタ、ヘルスケアセクタ、公益セクタの優良企業を買ってもよいと思います。
しかしながらどんなときでもNISAやiDecoによる米国株もしくは全世界株インデックスファンドによる積立は粛々と継続していきましょう。
①インフレは6月を頭にピークアウトした
②金利は下落し為替は円高に振れていく
③円からドル転しての投資は為替のタイミングを見計らう必要がある
以上ありがとうございました。
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