変化の一年となりました:今後の投資先について(2022年12月)

投資
この記事のおすすめポイント

①現在の米国経済の状況について説明します
今後の米国経済がどうなるかを予測します
③今後の投資の方針について検討します

モモキンです、2022年12月末となりました。

寒さも増して冬になりました。

凄く寒いタイミングと少し暖かいタイミングか交互に繰り返していくと思います。

本格的に寒いのは来月になると思います。

気温が下がると免疫力が下がって風邪をひいたりと体調不良につながります。

適度な運動や十分な睡眠をとるように心がけてください。

また、趣味の畑ですがこの時期はすることがあまりありません。

すこし耕して空気を入れたりもみ殻をまいて水はけをよくしたりしています。

2月末にジャガイモを植えるあたりから始めていきたいと考えています。

ウクライナ・ロシア戦争はロシアによるミサイル攻撃が続いていますが終わる気配は無さそうです。

遅くなりましたが2022年12月の状況をまとめていきます。

モモキンが重要と考える今月のトピックス

①FOMCは予定通り0.5%の利上げを実施
②日銀の実質利上げによる円高
③年末ということで今年を振り返る

投資先について

投資先としては米国株ETF、米国個別株、仮想通貨を対象としています。

前回(2022年11月)の考えはこちらになります。

FOMCは予定通り0.5%の利上げを実施

FRB(米連邦準備制度理事会)は12月13、14日のFOMCにて(米連邦公開市場委員会)にて主要政策金利の0.5ポイント引き上げを決定しました。

前回のFOMCまでで0.75ポイントの引上げを連続4回繰り返していていました。

今回利上げペースの引き下げとなりました。

一般的に金利が上昇すると投資にお金が回らなくなるため株価は下がるといわれています。

今後の政策金利の予測は次回FOMCで0.5ポイントの利上げ、その後金利が維持されるようです。

また今回のFOMCの声明では今後も金利を引き上げ経済指標を監視すると発表がありました。

まとめると依然として高いインフレ率と低い失業率から引締め政策が継続されると考えています。

米国の11月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比7.1%の上昇、食品とエネルギーを除いたコアCPIは6%の上昇と共に予想を下回りました。

先月の米国のCPIは前年同月比7.7%、コアCPIは前年同月比6.3%でした。

下がってはいるがほぼ横ばいで高インフレが続いていると認識しています。

11月末から12月末にかけての株価は以下の通りです。

  • NYダウは34347ドルから33147ドルと3.5%の下落
  • ナスダックは11226ドルから10466ドルと6.8%の下落
  • S&P500は4026ポイントから3839ポイントと4.6%の下落

3指数とも下落となり、先月から反転しました。

先月の予測は

「12月のFOMCで0.5%の利上げ、その後の金利見通しも予測と同じ」

でした。

今回の結果は

「12月のFOMCで0.5%の利上げ、その後の金利見通しは上方修正された」

となります。

これに伴い株価は3指数とも下落したと考えています。

当面はインフレの動向で株価が上がり下がりする状況が続くと予測しています。

今後も毎月のCPIと失業率を確認していきたいと思います。

日銀の実質利上げによる円高

日銀の黒田総裁は12月20日の金融政策決定会合で金融緩和政策の修正を行いました。

具体的には長期金利(10年国債金利)の上下限を従来の0.25%程度から0.5%程度に拡大しました。

すこし難しい話ですが日銀は長期金利が0.5%の金利になることを許容しました。

黒田総裁は長期金利が0.25%になるように金融緩和を行い続けてきました。

インタビューで外国がインフレで利上げをしているが日本は利上げせずに金融緩和すると言い続けていました。

世界的なインフレによって資源価格の高騰、国内外の政策金利差による円安、貿易収支赤字の拡大が起こりました。

当初はドル売り円買いで対応していましたが外貨準備高が減ってしまうため続けるのも困難です。

そこで実質0.25ポイントの利上げを行ったと考えるのが妥当かと思います。

これにより12月19日から20日にかけて136円から131円と1日で5円円高に振れました。

10月20日に最高値150円をつけて現在は131円と2か月で19円の円高になりました。

今後は米国の現在の利上げペースやインフレの動きを考えると円安に動くとは考えにくいです。

1年くらいかけてなだらかに円高が進んでいくと考えています。

年末ということで今年を振り返る

今日で2022年も最後ということで今年を振り返ってみたいとおもいます。

世界経済への影響度合いを考えると以下の3点になると思います。

①コロナ対策として世界的な財政出動と金融緩和の反動でインフレが発生
②ロシアのウクライナ侵攻長期化と経済制裁によるエネルギー価格高騰
③コロナの影響で半導体を筆頭に世界的に生産が停滞

①に関しては各国の中央銀行が利上げや金融引き締めを行いました。
その結果インフレは頭打ちしたため、来年以降徐々収まっていくのではないかと推測しています。

②に関しては戦争は収まる気配がないのと世界的に生産活動が改善すると予測されます。
よって来年以降もエネルギー価格は維持もしくは上昇すると予測しています。

③に関しては中国もゼロコロナ政策を中止し日本もコロナ規制は緩和すると考えられます。
よって世界的に生産は回復してくるのではないかと考えています。

まとめ:1年を通して下げた米国の株価行く末は?

NYダウもNASDAQもS&P500も昨年12月末に最高値を更新しほぼ1年掛けて下落を続けました。

現在もインフレは収まらずにFRBも金融引き締めが続いています。

しかしインフレはピークアウトしましたし利上げのペースも鈍化しました。

来年のどこかで潮目が変わると考えています。

また来年は大統領選挙前年ということで株価が上昇するというアノマリー(経験則)があります。

為替もここ1ヶ月で約8円の円高となりました。

円をドルに換えてインデックスETFや優良高配当銘柄を少しづつ買うのはありだと考えています。

しかしながらどんなときでもNISAやiDecoによる米国株もしくは全世界株インデックスファンドによる積立は粛々と継続していきましょう。

この記事を書いて感じたこと

①利上げペースが下がり来年の利上げ停止が見えてきた
②米国のインフレピークアウトにより円安もピークアウトした可能性が高い
③来年の利上げ停止予測と大統領選挙前年による株価上昇に期待したい


以上ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。

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