アウトプットの重要性:「学びを結果に変える「アウトプット大全」」(樺沢紫苑)について

読書
この記事のおすすめポイント

アウトプットの重要性について理解することができる
自己成長を加速させて人生を好転させる方法を知ることができる
ストレスや人間関係の悩みを解決するヒントを得ることができる

モモキンです。

今回は「学びを結果に変える「アウトプット大全」」という本を紹介します。

著者は樺沢紫苑さんです。

以前「 精神科医が見つけた3つの幸福」という本を紹介しました。

こちらの本もまた勉強になったので紹介いたします。

2018年に出版され総ページ数はページ数は269ページです。

樺沢紫苑さんは精神科のドクターであり、作家であり、Youtuberとしても活躍されています。

YoutubeやTwitterを見るととにかくパワフルで生産性にこだわりを感じます。

この本を読んでモモキンが考える結論は以下3点になります。

モモキンのこの本の結論

①結果を出し続ける人はアウトプットを重視している
②人生はアウトプットで変えることができる
③インプットとアウトプットの黄金比は3:7

自己成長のため読書や、セミナー等を受講したり、動画を視聴して勉強したりすると思います。

少し時間が経つと忘れてしまったり実務に反映されにくいケースがあったりしませんか?

著者はアウトプットを重視していなからだと本書で解説しています。

脳の仕組み上インプットだけでは記憶は定着しずらいそうです。

そこにアウトプットを取り入れることで効率的に記憶して自己成長を促します。

アウトプットにもいろいろな種類があって実践的な方法が紹介されています。

ぜひ、この記事を参考に実際に本を読んでみてください。

本の概要

CHAPTER1 アウトプットの基本法則

この章ではアウトプットの基本的な内容について述べられています。

先ずアウトプットの定義ですが「話す」「書く」「行動する」がアウトプットになります。

一方で「読む」「聞く」ことがインプットと説明されています。

脳の中に「入力」するのがインプット、考えたことを外界に「出力」するのがアウトプットです。

著者は「アウトプット」を伴わないと記憶に定着しないのでアウトプットしようと述べています。

アウトプットが記憶に定着するのはアウトプットが運動を伴った運動性記憶となるからです。

テストの時に「書いて覚える」、「声に出して覚える」ということをやったかと思います。

あれは運動性記憶を活用して記憶するという行為なのです。

効率的な記憶をするためのインプットとアウトプットの比率を調べた実験を行いました。

その結果熟練者ではインプット3割、アウトプット7割とするのが最も効率的となりました。

3割の時間で学んで7割の時間でアウトプットして記憶を定着することが重要と述べられています。

そしてアウトプットには以下の6つのメリットがあります。

<アウトプット6つのメリット>
①記憶に残る
②行動が変わる
③現実が変わる
④自己成長する
⑤楽しい
⑥圧倒的な結果が出る

アウトプットを意識することはメリットが多く人生の成功の法則だと述べられています。

CHAPTER2 科学に裏付けられた伝わる話し方

この章は「話す」というアウトプットに注目して重要なポイントを解説しています。

細かい所は本書を確認頂きたいですがポイントをまとめると以下の通りです。

  • ポジティブなアウトプットが成功や幸せへとつながる
  • 「アイコンタクト」でコミュニケーションが深まる
  • 挨拶は「あなたを認めています」のサイン
  • 場の議論を深める「適切な質問」を考える
  • 「断る」ことの重要性と何を断るか?
  • 「ほめる」ことの重要性とほめ方
  • 「説明する」ことの重要性と方法
  • 自己紹介の方法とパターン
  • 感謝することの脳科学的な意味と7つのメリット

CHAPTER3 能力を最大限に引き出す書き方

話すの次は書くとなります。

この章では「書く」というアウトプットに注目しています。

どのような時に書くのか?どのように書いてまとめるかについて解説しています。

こちらもポイントをまとめると以下の通りです。

  • タイピングよりも手書きの方が記憶に残りやすい
  • 「書き出す」ことで脳の中の情報を引き出す
  • TODOリストの作成を朝一でやる
  • 気づいたとき(閃いたとき)は30秒以内にメモする
  • 思考の軌跡は一冊のノートにまとめる
  • 紙とペンで構想をまとめてからプレゼン資料を作る
  • 実現できる目標をたて世間に公言する

CHAPTER4 圧倒的に結果を出す人の行動力

アウトプットとして「話す」「書く」ときて最後は「行動」になります。

この章ではどのように行動して結果を出して行くかについてのアドバイスが述べられています。

こちらも重要だと感じるポイントは以下の通りです。

  • 行動と自己成長の関係
  • 続けることの重要性
  • 教えることの重要性と教え方について
  • チャレンジの重要性とチャレンジの仕方
  • 楽しむことの重要性
  • 「スキマ時間」を活用した時間管理について

CHAPTER5 アウトプットを高める7つのトレーニング法

この章では上記で説明されてきたアウトプットをどのように鍛えるかについて解説しています。

どれも普段の日常生活の中で取組めることばかりで以下の7つになります。

  • 日記を書く
  • 健康について記録する
  • 読書感想を書く
  • 情報発信する
  • SNSに書く
  • ブログを書く
  • 趣味について書く

勉強になったポイント

  • 行動をインプットとアウトプットに分けて考える

この本を読んでインプットとアウトプットについて理解することができました。

すると日々の行動がインプットなのかアウトプットなのかを考えるようになりました。

「今日はインプットばかりだな」とか「今日はアウトプットを意識したらできた」などです。

インプットとアウトプットのバランスを考えて何をするかを決めています。

  • アウトプットを意識して行動する

アウトプットこそが自己成長につながることを学びアウトプットを意識しています。

目指すアウトプットが何かを考えて必要なインプットを選ぶこともあります。

まとめ:アウトプットすることで主体的に行動する

数年前から主体的に生きるためにはどうしたらよいかということ模索しています。

自分自身の価値観を明確にするために、価値観マップを作成しました。

自己成長を通して本当にしたいことに近づくことを目指しています。

アウトプットは主体的な行動と密接にかかわってきます。

本書を読んでアウトプット意識した行動に取り組んでいます。

日課としては

  • 朝起きたらTODOリストを作成して優先順位を決めて行動する
  • ツイッターやインスタで行動したことをアウトプット
  • オンラインコミュニティーで積極的に参加し行動する
  • ブログを書く
  • 一日の終わりには3行日記を書く

といったことをアウトプットしています。

今のところ楽しく続けられているので継続していきたいと考えています。

この記事を書いて感じたこと

① インプットよりもアウトプットを重視した行動に変えていこう
② ちょっとしたアウトプットを継続して楽しい人生に変えていこう


以上ありがとうございました。

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