①現在の米国経済の状況について説明します
②今後の米国経済がどうなるかを予測します
③今後の投資の方針について検討します
11月末となりました。
寒い日が続いておりすっかり冬の季節となってきました。
来年の2月のピークを迎えるまでどんどん寒くなっていきます。
日の入りも早く夕方になるとすぐ暗くなってしまいます。
体調管理には気を付けたいですね。
それでは2021年11月末時点での投資先について考えたいと思います。
①米国株は最高値更新したもののオミクロンウィルスの影響を受けて下落
②原油価格も価格が上昇したもののオミクロンウィルスの影響を受けて下落
③仮想通貨も 最高値更新したもののオミクロンウィルスの影響を受けて下落
投資先について
投資先としては米国株ETF、米国個別株、仮想通貨を対象としています。
全回(2021年10月)の考えはこちらになります。
米国株のオミクロンウィルスによる下落
【パウエル議長の再任】
11月2,3日で行われたFOMC(米連邦公開市場委員会)で予想通りテーパリングの開始がきまりました。
そして、来年の2月で任期が切れる次期FRB議長に注目が向かいバイデン大統領がパウエル議長を再指名しました。
パウエル議長は共和党のトランプ大統領が指名した訳ですから民主党のバイデン大統領に変わっても再指名されたということでその手腕が相当買われているということになります。
コロナショック後の素早い金融緩和策の実施やインタビューでの手堅いコメントで市場を混乱させることなく上手くコントロールしているように見えます。
インフレ率の抑制や失業率の改善とコロナ禍で難しい金融政策が求められいてその手腕が期待されています。
【オミクロンウィルスによる下落】
また10月の消費者物価指数は前年同月比6.2%と前月より0.9%の上昇で1990年以来最大となりました。
また失業率は4.6%で先月より0.2%改善しました。
先月に引き続き経済活動を回復させながらインフレが更に進むという状況になっています。
このままインフレが進むようであればテーパリングのペースを加速させ来年に実施予定の利上げのタイミングを早めるという話もでてきています。
ダウもNASDAQもS&P500ダウも先月末から最高値更新しましたが金曜日に大幅に下落しました。
原因はコロナウィルスの新型変異株「オミクロン」が南アフリカで見つかったという情報が入ったためです。
ウィルスの素性がよく分かっていませんが、感染力が強くワクチンがあまり効かないということになれば再びロックダウンとなってしまいます。
週明けにウィルスの詳細や感染者数の推移の情報がアップデートされてくると思いますが影響力が大きいので動向を注視する必要があります。
新型ウィルスに関しては分からない事が多く続報を待つしかありませんが
及ぼす影響によって株価は大きく影響を受けます。
一時的な影響であるならば仕込みのタイミングになりますがウィルスの影響が
どの程度なのかが分かりません。
原油価格も大きく下落
原油の値段はWTIが11月半ばに84.15ドルの高値を付けましたが金曜日に大きく下落して68.17ドルまで下がりました。
原因は上記で説明した通りオミクロンウィルスによるものです。
経済活動が低迷してしまうのではないかという懸念が生じ先物価格が下落しています。
「冬場を迎え需要が高まる」、「シェールオイルの生産が伸びてこない」といった価格上昇要因と「新型株による経済活動の低迷」という下落要因が交錯しています。
その結果春先まで原油価格は大きく乱高下することになると考えられます。
しかしながら長期的に見れば「世界人口の増加」や「カーボンニュートラルによる原油増産の難しさ」が続いていくと予想しています。
ならば下落するならばエネルギー株やエネルギーセクタETFはどんどん拾うべきではと個人的に感じています。
あくまでも自己責任で判断をお願いします。
仮想通貨(暗号資産)の下落
ビットコインは11月8日に763万円の最高値を更新しました。
株や原油と同じくオミクロンウィルスの影響を受けて621万円と大きく下落しています。
「NFT」や「GameFi」や「メタバース」といったブロックチェーン技術の応用がユーザに使われるようになったり、現物仮想通貨ETFの申請も行われたりと注目されていました。
新型コロナウィルス発見の情報により株式と同様に金曜日から「リスクオン」ムードになってしまいましたので落ち着くまでは不透明な動きをすると思われます。
原油のところでも触れましたが素性のよい仮想通貨であれば結局のところ一時的な下落と考えています。
自身の許容範囲の中で信頼性のある仮想通貨の下値を拾っていこうと考えています。
仮想通貨への投資は自己責任でお願いいたします。
まとめ:オミクロンウィルスの動向に注目
年末に向けて「インフレ」と「原油高」に注目していましたが、金曜日の報道で状況は一変しました。
週末を迎えて中々情報が入ってきませんが「オミクロンウィルス」でリスクオンムードになってしまいました。
このような時は狼狽売りだけは避けて長期的な視点に経って投資判断をしていきたいと考えています。
またNISAやiDecoによる米国株もしくは全世界株インデックスファンドによる積立は粛々と継続していきます。
①オミクロンウィルスの影響、新規感染者の増減を確認して経済への影響を確認する
②「原油関連」や「仮想通貨関連」で素性の良い商品の下値があれば許容範囲の中で投資する
③狼狽売りすることなく長期的な視点にたって投資判断する
以上ありがとうございました。
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