2026年9月末となりました。
秋分の日を過ぎ、朝晩は涼しく感じられるようになりました。
今月の状況を振り返ります。
引き続きシンプルな情報の提供とします。
米国主要3指数の動向、物価上昇率、失業率、を現時点での最新データを元に確認します。
米国株主要3指数推移
9月は長期金利の上昇が続くなかで、指数ごとに明暗が分かれました。
9月の米国株価主要3指数の推移は以下の通りです。
- NYダウ:53,560ドル→51,829ドル(▲3.2%)
- ナスダック:26,402→27,068ポイント(2.5%)
- S&P500:7,712→7,743ポイント(0.4%)
NYダウは下落、ナスダックとS&P500は上昇となりました。
米10年債利回りは一時5.2%台と2007年以来の高い水準まで上昇しました。
金利上昇の影響を受けやすい銀行株や運輸株が売られた一方でAI関連を中心にハイテク株は底堅く推移しました。
消費者物価指数と失業率
8月の消費者物価指数は以下の通りです。
- 総合CPIは前年同月比で3.4%の上昇
- コアCPIは前年同月比で2.4%の上昇
総合CPIは前月と同じ水準で鈍化の流れはいったん止まりました。
ガソリン価格が前月比で3.9%上昇し全体の上昇分の3分の1以上を占めています。
一方でコアCPIは2.4%まで下がりエネルギーを除いた物価は落ち着いてきたといえます。
8月の雇用統計については以下の通りです。
- 失業率は4.1%と先月と変わらず
- 非農業部門雇用者数は前月比16万2000人増加
市場予測の5万3000人を大きく上回る伸びとなりました。
6月分と7月分も上方修正され、7月分は減少から増加に改められています。
夏場に弱まっていた雇用は、再び持ち直したといえます。
9月のFOMCについて
9月15日から16日にかけてFOMC(連邦公開市場委員会)が開かれました。
決定内容は以下の通りです。
- 政策金利を0.25%引き上げ、3.75〜4.00%とする
- 利上げは2023年以来、約3年ぶり
- 決定は全会一致(12対0)
声明では「インフレは高止まりしている」とし、今回の決定は2%目標への「より速やかな回帰」を後押しするものと説明しています。
同時に公表された参加者の政策金利見通し(中央値)は、2026年末で4.1%と、6月時点の3.8%から引き上げられました。
ウォーシュ議長は会見で、ジャクソンホール会議で示した判断基準について「本日FOMCは、この基準が満たされていないと判断した」と述べました。
その一方で「今後の決定を前もって判断するつもりはない」とも述べています。
市場の受け止めは以下の通りです。
- 利上げ自体は事前にほぼ織り込まれており会合当日の朝には9割を超える確率で予想されていた
- 政策金利の見通しが現在の水準を上回ったことから、年内にもう一回の利上げがありうる
ただし議長は先行きを示しておらず今後の判断は物価と雇用の数字次第といえます。
まとめ:3年ぶりの利上げ
9月は約3年ぶりの利上げとなり金利の上昇が相場の中心となりました。
物価はエネルギーを中心に高止まりし雇用は持ち直しています。
利下げを待つ局面から利上げを意識する局面へと空気が変わった1か月だったといえます。
金利が上がる局面では株価の上下が大きくなりやすいと考えています。
積立は価格が下がったときに多くの口数を買える仕組みですのでこういう時こそ淡々と続ける意味があると思います。
どんなときでもNISAやiDecoでの米国株インデックスファンドによる積立は粛々と継続していきましょう。
以上ありがとうございました。
気に入って頂けたらシェアやフォローしてもらえると嬉しいです。

コメント