株価反発と利上げ観測:今後の投資先について(2026年8月)

投資

2026年8月末となりました。

暑さもピークを過ぎました。日が暮れるのもだんだんと早くなってきました。

夏休みも今日で終わりで明日から学校とのことです。

社会人の皆様はお疲れ様です。

先月の状況を振り返ります。

引き続きシンプルな情報の提供とします。

米国主要3指数の動向、物価上昇率、失業率、を現時点での最新データ元に確認します。

米国株主要3指数推移

8月は先月売られたハイテク株が買い戻されて3指数とも上昇しました。

8月の米国株価主要3指数の推移は以下の通りです。

  • NYダウ:52,485ドル→53,560ドル(2.0%)
  • ナスダック:25,373→26,402ポイント(4.1%)
  • S&P500:7,489→7,712ポイント(3.0%)

先月大きく下げたナスダックが4%を超える上昇となりました。

エヌビディアの決算が市場予想を上回り、AI関連への警戒がいったん和らいだことが背景です。

情報技術セクターは年初来で2割を超える上昇となり、エネルギーに次ぐ2番目の伸びとなっています。

消費者物価指数と失業率

7月の消費者物価指数は以下の通りです。

  • 総合CPIは前年同月比で3.4%の上昇
  • コアCPIは前年同月比で2.5%の上昇

前月の3.5%からわずかに低下し、2か月続けて鈍化しました。

ガソリン価格の下落が続いた一方、住居費の上昇が全体を押し上げています。

コアCPIは2.5%まで下がりましたが、2%の目標にはまだ距離があるといえます。

7月の雇用統計については以下の通りです。

  • 失業率は4.1%と先月より0.1ポイント低下
  • 非農業部門雇用者数は前月比2万3000人減少

市場予測は8万3000人の増加でしたので、大きく下回る結果となりました。

5月と6月の数字も下方修正され、2か月合わせて10万3000人の下振れとなっています。

失業率は下がりましたが、労働参加率が61.4%と5年ぶりの低い水準まで下がったことが要因です。

働くことをやめた人が増えた結果であり、雇用の力強さが戻ったわけではないといえます。

ジャクソンホール会議

8月28日、ワイオミング州で開かれたジャクソンホール会議で、FRBのケビン・ウォーシュ議長が講演を行いました。

ウォーシュ議長にとって、就任後初めてのジャクソンホール会議での講演となります。

発言の要点は以下の通りです。

インフレは2%目標を上回る水準(PCEで前年比3.7%)にあり、この2年間の改善は限定的である

「私は特定の決定ではなく、規律にコミットしている」と述べ、先行きの金利水準は示さなかった

雇用は安定しており、完全雇用と整合的である(失業率4.1%)

物価の改善が進まなければ「やるべきことが残っている」とも述べています。

政策金利は現在3.50〜3.75%に据え置かれていますが、講演の内容は利下げよりも利上げを意識させるものと受け取られました。

CMEのFedWatchによる9月の利上げ確率は、講演前の35.4%から57.0%へ上昇しています。

ただし議長自身は具体的な条件を示しておらず、9月の判断は今後発表される物価と雇用の数字次第といえます。

まとめ:株価反発と利上げ観測

8月は株価が反発し、先月の下落分を取り戻す動きとなりました。

一方で物価は3.4%と目標を上回ったままで、雇用は減少に転じています。

ジャクソンホール会議では利上げの可能性が意識され、金利の先行きは見通しにくくなりました。

物価が高く雇用が弱い状況は金融政策にとって難しいですがそれほど極端な状況でもありません。

このような場合は相場の動きに合わせて売買するのではなく、決められた事を続けることが重要と考えています。

どんなときでもNISAやiDecoでの米国株インデックスファンドによる積立は粛々と継続していきましょう。

以上ありがとうございました。

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