梅雨明けしたけど冬相場:今後の投資先について(2022年6月)

投資
この記事のおすすめポイント

①現在の米国経済の状況について説明します
今後の米国経済がどうなるかを予測します
③今後の投資の方針について検討します

モモキンです、2022年7月となりました。

モモキンが住んでいる東海地方は今週梅雨明けしてもう夏の陽気になっています。

連日30℃越えの日々が続いていて昼間は暑すぎて外にいるのが困難です。

農作物はぐんぐん成長して水をやらないとしおれてしまいます。

コロナに関する報道も徐々に少なくなり、旅行のキャンペーンも開始されてきました。

引き続きコロナの動向を注視したいと思います。

ウクライナ・ロシア戦争はロシアが欧米日の経済制裁に上手く対応し、

ウクライナは西側諸国の武器や財政の支援を受けこう着状態が続き長期化していく状況です。

遅くなりましたが2022年6月の状況をまとめていきます。

モモキンが重要と考える今月のトピックス

①米国株はインフレ継続で利上げと金融引き締めにより下落
②原油価格はリセッション予測を受け下落、一時的なものとなるのか?
③ビットコインは最高値から1/3まで下落、当面は厳しい状況

投資先について

投資先としては米国株ETF、米国個別株、仮想通貨を対象としています。

前回(2022年5月)の考えはこちらになります。

米国株はインフレ継続で利上げと金融引き締めにより下落

6月はダウもナスダックも下落となりました

ダウは先月末の32990ドルから30775ドルで6.7%下げました。

NASDAQは先月末の12801ドルから11028ドルで13.9%下げました。

上旬で大きく下げて後半にすこし戻しました。

6月10日にCPI(消費者物価指数)の発表があり前年同月比で8.6%の上昇となりました。

インフレは収まっておらず、それを受けてFRB(米連邦準備制度理事会)は6月のFOMC(米連邦公開市場委員会)で驚異のペースである0.75%の利上げを行いました。

また月額475億ドル(約6兆4000億円)の金融引き締めも並行して実施しています。

金融政策の影響を受けて短期国債(2年もの)と長期国債(10年もの)の利回りは上昇しました。

債券の利回りが上昇すると株は売られるためこれが株価下落の原因と考えられます。

一方で日銀は継続して金融緩和政策を取っています。

日本の10年国債の利回りは0.2~0.25%の間で低く安定しています。

一方で米国の10年国債利回りは3%程度です。

この金利差が円売りドル買いを引き起こすため5月末から6月末で

128.7円から135.8円と5.5%円安ドル高となりました。

この一連の流れが来月も続くかどうかは6月のCPI次第だと考えています。

物価高が続くのであれば利上げをペースを上げるとFRBがアナウンスしているからです。

6月の米国CPI発表は7月13日に発表で非常に注目しています。

原油価格はリセッション予測を受け下落、一時的なものとなるのか?

CPI(消費者物価指数)が大きな影響を受けるのが原油価格です。

5月末から6月末でWTI(NY原油先物価格)は114.67ドルから105.76ドルと7.7%の下落となりました。

6月8日に122.11ドルまで上昇しその後下落に転じています。

理由は利上げや金融引き締めによりリセッション(景気後退)が起きると観測報道が入ったからといわれています。

原油価格は年初から乱高下しながら上昇を続けてきています。

ここ半年の状況を振り返ると主要原油産国の影響で価格が変動しています。

特に米国のシェールオイル規制やロシアの経済制裁、OPECプラスの生産計画により

供給が決まり、需要はコロナや経済動向により決まっているように見受けられます。

非常に混沌としていて今後どうなるか予測したところ気づいたことが2点あります。

<原油価格を考えることで気づいたこと>
①再生可能エネルギーは原油にとって代わることは困難(数十年レベルで難しい)
②今後も人口は増えるが増えるのは先進国の人々ではない(新興国は原油を使う)

上記予測から考えると長期的にはまだまだ石油需要は数十年レベルで必要どころか高まっていく考えています。

バイデン大統領は今月、エクソンモービルは「エクソンは神より多く稼いだ」と批判しました。

シェールオイル規制をかけたのはバイデン大統領ですが需給が悪くなったら増産せよというのは

いずれ不要となるものに投資せよといっているので難しいのではと思いました。

石油メジャーや主要産油国もこれ以上増産ペースをあげないといった駆け引きが発生しています。

ウクライナーロシア戦争が終わったらどうなるのかということも考えて行かなければなりません。

引き続きエクソンモービル、シェブロン、バンガードエネルギーセクタETF(VDE)を注視しています。

ビットコインは最高値から1/3まで下落、当面は厳しい状況

ビットコインは5月31日の31798ドルから6月末で19974ドルと37.5%下落しついに2万ドルを割ってしまいました。

最高値に対し先月で半額、今月で1/3まで値下がりしました。

先月の予想通り利上げと金融引き締めで市場からお金が抜かれてしまいマーケットが縮小していると考えています。

今月も金融引き締めと利上げは続くと考えられるので仮想通貨全体が下落するとおもいます。

いずれ底打ちすると思いますが秋冬ぐらいまで厳しい状況が続くと考えられますし買い向かうならばそれ以降だと思います。

まとめ:継続して現金を貯めよう、仕込みのタイミングもまだ

インフレがとまらずFRBとしても利上げと金融引き締めするしか手がない状況です。

部品供給不足と資源高によるインフレとされていますがコロナショック対策で利下げと金融緩和を行った反動もあると思います。

今月発表の6月CPIの数字をみて利上げペースが決まってきますので注視して対応することが大切だと思います。

今のところ年末までは利上げと金融引き締めが継続する感じですがCPIやFOMCの発表で路線変更あるのかを確認していきます。

一部報道でリセッション(景気後退)の予兆が見られるといった報道もありますがインフレ継続で利上げと金融引き締めが続くと考えています。

株も仮想通貨も冬の時代が今年の秋冬ぐらいまで続きそうですのでそこから購入で十分と考えています。

今は現金をためて買い場に備えるというのがモモキンの戦略になります。

こんなときでもNISAやiDecoによる米国株もしくは全世界株インデックスファンドによる積立は粛々と継続していきましょう。

この記事を書いて感じたこと

①インフレが収まらないので株価や仮想通貨の価格は下落している
②来月もインフレは収まらなければ利上げペースの維持と金融引き締めは継続される
③今月のCPIとFOMCの結果を注視する、現状継続ならば買い向かわず現金を貯める



以上ありがとうございました。

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