「強み」を強める(ストレングス・ファインダー2.0)

読書

ストレングスファインダー2.0という本があります。リベ大で紹介されていたので読んでみました。自分の「強み」を調べるためのテストがあるのですが、それもやって見ました。この記事では本の紹介とテストの結果について感じたことを述べて行きたいと思います。

「ストレングス・ファインダー2.0」とは

自分の能力を活かすには「強みを強めて活用」することが重要で、「弱みを改善」することは時間がかかり且つ周りの人たちから抜きん出ることができないのでおすすめできないと述べています。本書では「強み」を人々に共通する34の資質として分類しその概要とその資質を持った人のインタビューとその資質を持った人とどのように働いたらよいかについてのアドバイスが述べれられています。また自身の強みを調べるテストが受けられるウェブサイトが紹介されていて、新規で本を購入すると無料でテストを受けることが出来ます。

「強み」とは

本書でいう「強み」とは個人の特技や趣味といった具体的な内容ではなくて、個人の考え方や信条や性格といった少し抽象的なものとして説明されています。上述の34の資質の中から合致する上位の資質を見つけ出しそれを磨いていくことが重要だと述べられています。

「強み」について理解する

一般的に多くの人が「最も得意とすることに専念する機会がない」と答えており、「強みのゾーン」で活動しないと意欲や生産性は著しく低下すると述べられています。そもそも「強みのゾーン」で活動できないのは自分や周りの人たちの「強み」を知らないもしくは「強み」を理解していないからだとも述べられています。ストレングス・ファインダーでは「強み」の元となる「才能」を見つけ出しそれを磨いていくことで「強み」にすると説明しています。更には元々持っている高い「才能」に注目しそれに「投資」することで効率良く強みに変えることを「強みの方程式」と呼んでそれにより才能が何倍にも開花すると述べています。

「弱み」についても理解する

強みがあるということは弱みもあるわけで、本書では弱みを把握することも大事だといっています。弱みは克服するのではなく理解することで対処方法を考えトラブルを避けたり、周りのメンバーやパートナーからサポートをもらうことで解決することもできます。

34の資質について

ストレングス・ファインダーで述べられている34の資質として以下のものがあります。

「アレンジ」「運命志向」「回復志向」「学習欲」「活発性」「共感性」「競争性」「規律性」「原点思考」「公平性」「個別化」「コミュニケーション」「最上志向」「自我」「自己確信」「社交性」「収集心」「指令性」「慎重さ」「信念」「親密性」「成長促進」「責任感」「戦略性」「達成欲」「着想」「調和性」「適応性」「内省」「分析思考」「包含」「ポジティブ」「未来志向」「目標思考」

それぞれの資質について資質を持った人の特徴や行動パターンについて分析を行っています。その資質を持った人のインタビューや資質を持った人に向いている仕事や資質を磨くための行動についてのアドバイスが述べられています。各項目の詳細については本書を確認してください。

「ウェブテスト」を実際にやってみました

新品を買うと無料でウェブテストを受けられるようですが、モモキンは中古で買ったため付属のウェブテストを受けられません。そこでギャラップ社のサイトに行き有料でテストを受けました。「クリフトストレングス34」というテストで5850円とかなり高価です。しかしながら34の資質を全てランキング形式で表示してくれます。モモキンはやる価値はあったと思いますが受け取り方は人それぞれですので各自で判断してください。モモキンの上位の資質と下位の資質は以下のようになりました。

上位5つの資質

  1. 最上志向
  2. 活発性
  3. 個別化
  4. ポジティブ
  5. アレンジ

下位の5つの資質(下に行くほど低く5番が最下位)

  1. 回復志向
  2. 自我
  3. 内省
  4. 適応性
  5. 慎重さ

上位の資質はすごく当たっていると思います。2位の活発性は「アイデアを即実行する」ということですが仕事でプライベートでも「いける」と思ったらやりたくてしょうがなくなります。1位の最上志向も「いいものをより良く」したいという部分にモモキンは共感しています。また下位の資質ですがこちらも当たっているのかもしれません。もう少し「周りの状況をみて慎重になれ」ということでしょうか?ただどうしてもペアとなってしまう資質があるようです。例えば「活発性」と「慎重さ」や「内省」、「最上志向」と「適応性」などです。上位の資質の気を付けるべき点として下位の資質の一部の項目が指摘されています。

まとめ

テストを受けて上位の資質を認識し、それを磨いていこうと感じました。テストを受ける気がない方は本を読んでみて共感できることを実践してみてもいいと思います。下位の資質は弱みなんだろうなと考え、気を付けようと意識すべきだと感じました。全て必ずそうだという訳でもないとは思いますがモモキンは当たっている面もあるので参考にしてみようかと思います。但し本書では自分に適用するのはいいですが他人のレッテル貼りや評価に使わないで欲しいといっています。人のある資質を挙げて行動や結果を否定すると人の人格を否定することに繋がりかねないので注意が必要です。そういったところに気を付けながら興味を持った方は是非トライしてみてはいかがでしょうか?

以上ありがとうございました。

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