金利上昇前に準備を:今後の投資先について(2021年5月)

投資
この記事のおすすめポイント

①現在の米国経済の状況について説明します
今後の米国経済がどうなるかを予測します
③今後の投資先の候補について検討します

一部の地域で梅雨に入りましたね。

2021年5月末時点での投資先について考えたいと思います。

あくまでもモモキンの考えですので投資は自己責任で判断をお願いします。

モモキンが考える今後の投資先

①米国株情報セクタ、NASDAQインデックスはそろそろ撤退
②米国株エネルギー&生活必需品&ヘルスケアセクタを推したい
③仮想通貨は下落していますが買い場と考えるべき?

投資先について

前回(2021年4月)の考えはこちらになります。

情報セクタ&NASDAQインデックス、エネルギーセクタインデックス、仮想通貨を中心に解説していました。

米国株情報セクタ、NASDAQインデックスは撤退を検討

【インフレに伴い更なる金利上昇が予想される】

米国の4月の消費者物価指数が4.2%と大幅に上昇し、ワクチン接種率も50%を超えてきました。

新規感染者数も2万人とワクチンの効果が表れているようです。

経済活動も復活しつつあり今まで抑えられていた消費行動も勢いを増してくると考えられます。

FRB(米連邦準備理事会)もそろそろ金融緩和政策の抑制のタイミングを検討し始めると考えられます。

現在の状況をそのままにしておくとインフレが大きく進んでしまうためです。

金融緩和政策が抑制されると金利が上昇し株式市場から資金が出ていってしまうため株価は下落します。

とくに高PER銘柄である情報セクタやNASDAQに上場しているハイテク銘柄は金利上昇に伴って下落していくのではないかと考えています。

今すぐにそうなるとは考えていませんが年後半に向けて売り時を考えていた方がよいと思われます。

【景気後退期に強いセクタ】

一方で景気後退期や不況期に強いセクタとしてはエネルギーセクタ、生活必需品セクタ、ヘルスケアセクタがあります。

このようなセクタの中で優良銘柄を探すかセクタETFを買い場を見つけて投資していくことができれば実際に景気後退や不況となった時に資産を増やすもしくは維持できるのではないかと考えています。

モモキン
モモキン

株式市場は世の中の景気動向よりも動きが早いため先手先手で動いていきたいですね。

米国株個別銘柄

情報技術セクタ、NASDAQ、の個別銘柄は以前推奨していましたがタイミングを見計らって売っていこうと考えています。

エネルギーセクタは伸びると思われるのでエクソンモービルシェブロンの2強はまだまだこれからですね。

生活必需品セクタですとP&Gウォルマートコカコーラあたりを増やしていきたいです。

タバコ銘柄のアルトリアフィリップモリスも高配当&増収増益企業ですがタバコ産業なので規制が気になりますが規制リスクを承知で買っていくのはありと考えています。

ヘルスケアセクタですとジョンソン&ジョンソンアッヴィあたりが安定かつ高配当なので狙い目かと思います。

これらの銘柄を調整局面で拾っていけたらいいと思います。

モモキン
モモキン

具体的な銘柄を上げましたが基本は各セクタのインデックスファンドではないかと思います。リスクが伴いますので投資前に企業分析を行ってください。

仮想通貨(暗号資産)

ビットコインは4月末の630万円台から340万円まで値を下げ現在は390万円付近を推移しています。

依然としてボラティリティ(価格変動)が非常に高いです。

イーロン・マスクによるテスラでのビットコインの取扱い停止や中国でのマイニング禁止といった発表によりだいぶ売られて値下がりしました。

今後も各国政府による規制リスクは存在します。

しかしながらブロックチェーン技術やコンピュータ技術の発展を考慮すると少なくともビットコインとイーサリアムに関しては生き残っていくのではないかと考えています。

モモキン
モモキン

最近ではDeFi(分散型金融)といった新しいサービスが紹介されるようになり

リスクも多いですが市場規模も拡大し投資している人も見かけます

まとめ:インフレから金利上昇の流れに備えよう

米国株式に関して今月はダウは微増、NASDAQは下落(下がって上がった)、S&P500は横ばいとバラバラでした。

仮想通貨に関してはビットコイン、イーサリアムともに大幅下落となりました。

前回予想の通り米国ではワクチンの普及により新規感染者が減り経済活動が活発になりました。

金融政策の変更はありませんが物価が上昇してインフレ気味になってきました。

こうなってくるとどこかでVGTやQQQやハイテク銘柄は積極的に売っていきたいです。

現金比率を上げて下落に備えるもしくはエネルギ、生活必需品、ヘルスケアセクタから割安株を探すのもありかと思います。

とはいえNISAやiDecoによる米国株もしくは全世界株インデックスファンドによる積立と仮想通貨の少額を積立ては継続していきたいと考えています。

仮想通貨は興味が無ければ止めた方がいいです。

今後は経済活動がさらに活発になりインフレが進むのか?

それに対して金融緩和策の引き締めがはじまるのか?

注視していきます。

この記事を書いて感じたこと

①米国ではワクチンの普及により経済活動が活発になりインフレが進んでいる
②更なるインフレが進み金融緩和策の引き締めがはじまるのか注視する必要がある

そうなる前にハイテクETF&銘柄は積極的に売っていきたい



以上ありがとうございました。

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